KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ライアテア (花丸コミックス・プレミアム)

ライアテア (花丸コミックス・プレミアム)

ライアテア (花丸コミックス・プレミアム)

作家
岡田屋鉄蔵
出版社
白泉社
発売日
2013-01-31
ISBN
9784592720515
amazonで購入する Kindle版を購入する

ライアテア (花丸コミックス・プレミアム) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

表紙のインパクトが強いからなのか、読みながら色を感じれるところがまず凄い。甘さはなく、ほぼ9割がほろ苦いクールさだけど、そこが男さくていい。そしてこの作品は一般的なBLとは一線を画し、人間の持つ魂同士が呼び合い、性別を超えて深く惹かれ合っていく心の時間を感じる。差別とプライド、神と人、救われた命と救う命、総じて尊厳みたいなものを滲ませていて後半の感動が大きかった。マニが島まで泳ぐ間の二人の心情を思うと心が震える。とにかく読み応えのある作品。岡田屋さんの描く、年月を経た愛の世界はやっぱり好きだと心底思った。

2013/07/18

辺辺

岡田屋さんの作品は絵も好みながら、ストーリーの深さと個性豊かなキャラたちに魅せられました。人間ドラマですね。汚いオッサンかと思いきや(見たイメージ?w)マニが段々と美しく見えてきたのは目の錯覚?wノゾムの純真ワンコぶりも素敵すぎる♪個人的にグレアムおじさんが大好き❤シリアスな展開とガチムチ系の絵なのに、とても脱力感のあるギャグやコメディシーンにクスクス♪味わい深いいい作品でした。

2013/05/26

ヒロ@いつも心に太陽を!

大満足(>∀<*)!!表紙からものすごく惹かれた一冊。元々岡田屋さんのファンだけど、知らなくても絶対ジャケ買いしてた。『千』と同じでBL枠にとどめておくのがもったいないほどのドラマがここに詰まってた。光を失った男は、今度こそ失うことのないかけがいのない光を得たんだなぁ(*^∀^*)最初に見た裸馬にまたがる刺青のほどこされたマニの美しい裸体にはうっとり!その後の再会でのマニの変貌ぶりに「何があったの?!」と思いつつページめくる手がとまらなかった。大満足なラストだけど続編が出るならぜひ読みたい!!

2013/02/10

とも*

感動してしまった。 頑ななマニの心を開いたゾムのカメラマンとしての一途な思いの中に恋愛感情が見えてきて、手を出したいのに出せないもどかしさがいいし、運命と一言では言えない巡り合いが無二の存在と出会えるってのもいい。 果物を口に入れる所がえろくて良かったし最後のページのせこいマニには思わず笑ってしまった。 後日談みたいな…の1Pの最後にこれからの二人の話は別の機会にと書いてあるので是非とも読んで見たいな。

2013/02/26

那義乱丸

またしても岡田屋さんの世界に魅了された。愛や恋だけでなく人の心の深いところまで描かれている岡田屋作品好きだ!冒頭の2ページに続く扉で『ライアテア』の意味するものが漠然とだけど伝わってくるようで心を掴まれた。そこに描かれるゾムの過去の説明はラストになるけれど冒頭のページがあるからマニとの出会いの強い印象とマニをずっと求め続けるゾムの心情が深く伝わってくる。閉ざされたマニの心に訴えかけるゾムのシーンが胸に熱く響いた。失くしたものの大きさに傷を負うゾムとマニを魂レベルで引き合わせた島の神秘にも感動。

2013/02/06

感想・レビューをもっと見る