ハイジ紀行 (MOE BOOKS)
ハイジ紀行 (MOE BOOKS) / 感想・レビュー
ソラーレ
著者は小説のハイジを読んでスイスへの旅へ向かう。著者が考えるハイジから学んだ3つの生き方。①自然との共生。人間と言うものは、あまりに大自然から離れて暮らしていると、いつか不健康になってしまう②明るい前向きの生き方。幸運は誰に1番美しいシュロの枝を差し伸べるだろうか。喜んで事をなし、成したことを喜ぶ人に③教育の大切さ。文字を覚えたハイジは、山に帰ってお爺さんと再会しお爺さんに神の心を書いた話を読んであげることができた。それを聞いたお爺さんは、交際することをかたくなに拒んでいた村人達や教会の牧師とも和解できた
2023/05/06
マサ
実は「ハイジ」は読んだことがない。アニメの断片的なイメージがあるだけだったが、この本を読んでいるうちに原作には普遍的で深いものがあるのではないかと思った。夫婦二人のこの旅は「ハイジ」とその著者のヨハンナ・シュピーリに特化したもので、文中から二人のこの旅に対する思い入れと楽しさと満足感が伝わってくる。特にマイエンフェルトの章はユーモアたっぷりで二人の笑顔が目に浮かぶようだ。多くの写真もいい。
2023/03/29
ひ
ハイジを巡る夫妻の紀行。良い夫婦だなあ!という印象です。ハイジや作者シュピーリについてだけでなく、お二人の仲睦まじい雰囲気が満ちている1冊だと思いました。アルバムのような。「ハイジについて知る」ことを求めて手に取ると少し物足りないかもしれない。青い空に青い山山、スイスいいなあ、と思いました。
2021/08/13
よっぴー
紀行は初めて読んだ。写真など見るとスイスの村に行ってみたいなぁと思った。原作は読んだけれども、やはり宗教色が強くて、それをなるべく排除して、一人の少女の成長物語りにした高畑さんはスゴいと思う。
2016/01/30
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