清水義範のほめ言葉大事典
清水義範のほめ言葉大事典 / 感想・レビュー
ばりぼー
誰が、どんな時に、誰を、どうほめたという古今東西の例を集めた本。数学者のベルヌーイからニュートンのところへ数学の問題が届いた。ベルヌーイは超難問を作って、何十人もの数学者に送ったのだ。そして誰もその問題が解けなかった。ところがただ一人ニュートンだけはその問題を解き、匿名の手紙で解答を送った。その解答を見たベルヌーイは、名前が書いてないのにそれがニュートンからの解答だと見抜き、こう言ったそうだ。「ライオンは、その足跡だけでもライオンだとわかる。」おそるべしニュートン、というムードのあるいいほめ言葉だ。
2018/02/12
ぴよぴよ
実際のほめ言葉を、ほめた人、ほめられた人はこの人。とちゃんと書かれていて面白い。解説(エッセイ?)はややひねくれて、てたまに「にやっ。」歴史上の人物、有名人、芸術家、地球なんてのもある。
2012/05/19
かごむし
前書きと、あいまあいまの著者のほめエッセイがよかった。ほめるということの大切さ、難しさを感じる本。
2011/12/06
湯飲み猫
どういう言葉を遣うと誉められた人は喜ぶんだろう、この本で誉め言葉をゲットして人間関係良好に!……などと安易な欲求でこの本を読む。読んで分かったこと。筆者が言うように、相手を正しく見ないと、誉められない。気持ちよさげな言葉を並べても、それは単なる太鼓持ち。上手く誉める人はそれだけの目をもった人なのだ。合間合間のエッセイに諭されました。
2012/03/28
なつき
褒める言葉にもいろいろあると。褒めてるけど褒めてない言葉も色々…。
2011/05/16
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