アドラー式「しない」子育て (コドモエBOOKS)
アドラー式「しない」子育て (コドモエBOOKS) / 感想・レビュー
shiori
アドラー心理学は嫌われる勇気で読んでそこから興味をもった。この本は子育てに対するアドラーの本でとても優しい。しかし実戦となるとなかなか。一時的には怒らないとか課題の分離だとか意識していても、次第に薄れていってしまう…。結局は、自分の言うことを聞かせたいから怒り、自分の不安を拭うために子供に手出しをする、ダメダメな親。子供と自分は違って、対等な人間として意識を持ち続けて、自立して活きいきと生きてほしいな。と思うなら、続けろよという話なのですが。対話形式でとても読みやすかった◎
2020/07/20
jiangkou
向後先生本なので読んでみた。アドラーの基礎理論を別の本で読んだうえで、子育てで使えるポイントをかなり絞って現役ママと鼎談したケーススタディ本。他の本では結局どう理論を現実に適用すればよいかわかりにくいが、この本は介入しないの線引きなどよく分かった。子供に選択肢を提示しこれならできるけどあなたのわがままは今聞けません、とか、危ないと思っても子供に見守っていいですかと許可をえるなど、仕事のコミュニケーションの取り方と同じということが分かり腑に落ちた。基礎理論は別で読んで読む本。
2018/09/29
きのみ
コドモエ本誌での連載をまとめたもの。巻末に、相談者の1年後座談会がある以外は連載のままかな。最近コドモエを読み返してきたわたしとしてはちょっと内容薄めに感じてしまった。ほぼ実践してるものばかりだった(まぁ連載を読んでるから当然なんだけど)。 / 実例に基づいたアドラー心理学の解説で、かみ砕いてかみ砕いてかみ砕いた!ってイメージ。先生と吉田アナがやさしいので、楽しくは読める。やさしいアドラー心理学での子育て入門、かな。
2018/09/25
くま
「しない」子育て。逆に言えば今の保護者は「しすぎる」のか?やはり大切なのは課題の分離。本当は子どもが考え行動すべきことを、保護者が結論を出し、子どもに押し付けていることが非常に多い。私も同じ。 逆に放置すると見守るを勘違いしている保護者も多い。失敗は学びであり、大切な経験。それを保護者がさせないことで、失敗から学ぶ力が育たたないケースも多い。 こども社会が崩壊し、モデルとなる年長者にあうことも少ない現代。保護者が子どもとどのような距離感をとりながら子育てをするか?とても大切な課題だ。
2018/10/20
まっきー
アドラー式子育ての理論と実践がとてもコンパクトにまとめられている良書。これ1冊でアドラー式に挑戦できます。『嫌われる勇気』など他のアドラー本と併せて読むとより理解が深まりそう。【キーワード︰自立と調和,優しくきっばりと,論理的結末,課題の分離,ヨコの関係,ライフスタイル,仮想的目標,ライフタスク】
2018/08/19
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