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糸暦 いとごよみ (MOE BOOKS)

糸暦 いとごよみ (MOE BOOKS)

糸暦 いとごよみ (MOE BOOKS)

作家
小川糸
出版社
白泉社
発売日
2023-04-03
ISBN
9784592733133
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糸暦 いとごよみ (MOE BOOKS) / 感想・レビュー

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starbro

小川 糸は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、歳時記&手造りエッセイ(レシピ付)、著者は色んな物を手造りしていて感心しました。春の旬の時期に『山菜料理 出羽屋』に是非行ってみたい。 https://www.hakusensha.co.jp/books/9784592733133

2023/05/02

のぶ

前半は卯月から始まって弥生までの一年間を歳時記風のエッセイで綴ったもの。最近の小川さんの日記はベルリンを中心にしたものが多かったが、本作では純和風。食べ物の話題を中心にして、その他は旅行の話やら日常の話。食べ物は和食の話題で尽くされていてとても嬉しかった。写真の添えられた「季節を楽しむレシピ」が挿入されていて、おいしそうな料理が楽しめた。後半は山形の出羽屋というお店を訪ねるエッセイで、山菜料理の素晴らしさが著されている。小川さんが山形出身だという事を初めて知ったが、故郷への愛が存分に感じられた。

2023/04/26

まちゃ

もくじの月毎の食べ物に惹かれて手にした小川糸さんの歳時記エッセイ。冒頭のタラの芽とコシアブラの天ぷらにワクワク。山菜愛の溢れたエッセイでした。良かったです。醤油味の芋煮の最後にカレー粉を加えてカレー仕立てにするのは試してみたい。伊勢、おかげ横丁「ふくすけ」のめかぶうどんは、是非食べてみたい。山菜料理の専門店・出羽屋、人生で一度は訪ねてみたいお店です。

2023/06/30

けんとまん1007

丁寧に日々を過ごすとは・・を考えながら、読み進める。無理のないところで、手をかけることの大切さ・豊かさを考える。季節の移ろいと共ににあること。四季のありがたさ、大地のありがたさ、自然のありがたさを感じながら、その中の一員として暮らすこと。自分だけでなく、自分の周りの人たちへも思いを向け続けること。

2023/08/02

ナミのママ

エッセイやメディアは危険だ。作家さんをさらに好きになる、未読の作家さんだが読んでみたくなるのはいい。反対に金輪際二度とお金も時間も使いたくないと思う作家さんもいる。今作は小川糸さんの12ヶ月に沿った季節の随筆集。季節を愛しみながら生活し、旬の食材を取り入れる暮らし。山菜、らっきょう、芋煮、栗ごはん、石鹸作り、麻の着物、夏の音楽堂etc。杉本さなえさんのイラスト入り。こちらは前者、小川糸さんの作品はこれからも読みたい。(ブックカフェ)

2023/04/20

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