こまったこぐま こまったこりす (MOEのえほん)
こまったこぐま こまったこりす (MOEのえほん) / 感想・レビュー
新田新一
山の中で、小熊が困っていました。道に迷ったのです。困った小熊は、自分と同じように困っている子りすに会います。子りすは喉が渇いているのに、水飲み場を見つけられません。小熊と子りすが助け合うことにしたら、小鳥と出会って……。かこさんらしい絵本です。優しい絵と物語によって、読者は温かい気持ちになります。子供たちは楽しく読めると思うのですが、大人が読んでも得るところが大きいです。こんな素晴らしい絵本を書き続けたかこさんに、脱帽です。
2024/11/18
はるごん
2歳10ヵ月。長い絵本なので途中飽きていた息子だが動物たちがたくさん出てくるから最後まで聞いていた。まるでブレーメンの音楽隊のような動物たちの団結力。大人も楽しい絵本。
2020/03/02
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
かこさとしさんの絵本。保育所のこりす組で読もうと思ったのですが、ちょっと長めなので今回は見送り。困った動物たちが助け合うおはなし。初版は1986年だそうです。あとがきにあった、子どもに接する大人の態度で大事なのは「明るく、はっきり、ゆったり」だそうです。肝に銘じます!
2020/02/01
いっちゃん
一気に、みんなの困ったが解決されてスッキリ。
2018/01/15
カラスノエンドウ
こぐまが迷子になって困っていると、こりすに会いました… 誰かが困っていたら、すぐに助けられなくても、まずは寄り添うことができたらと思います。心に優しさが広がっていくようなお話。 あとがきの言葉「明るく、はっきり、ゆったり」が印象に残りました。かこさんは深い愛情で子供たちを見つめていたのですね。
2019/11/14
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