もう翼はいらない (花丸文庫)
もう翼はいらない (花丸文庫) / 感想・レビュー
辺辺
水無月さん作品初読みにて、辛口御免よw。貴族(医者)X両性具有。ベテランさんだそうが読み慣れてないせいか、一体何を描きたかったのか(テーマ)不明。両性具有の一選による苦悩がない、SFパイロットものにして機械描写が浅い、BL的プレイがあるものの全般的にハーレクイン的展開、そして、何よりも主人公両者とも心情描写がほとんどなされていないため、妄想を馳せるのも難しかった。(執事キャラっね!?苦笑)萌えネタテンコ盛りですが、個人的に何一つツボらなかったのが残念でしかたありません。笠井あゆみさんの絵が美しいですがね
2013/09/14
フキノトウ
これは、BLなのかな。お話もあっさりしていて、入って行けなかった。残念です。
2015/11/30
このん
(2013年9月9日3407)初読み作家さん。ナインbは、優秀な精子と卵子から造られた宇宙戦争の戦闘機の優秀な操縦士だったが、敵国に攻撃され四肢をバラバラにされた。そのナインbに義手と義足を付け日常生活が出来るまでにしたのが敵国のレスター伯爵。ナインbは両性具有だったのでレスターには女性として生きる様に言われるが、闘う事だけを目標に男として生きて来たので受け入れられない。ナインbはレスターと一緒に暮らし嫌々ながらも抱かれて気持ちが変わって来る。レスターのナインbに対する弱気な部分があったのも楽しめた。
2013/09/09
のこ
SFの中でもスペースオペラ風味溢れる作品。時は2561年、火星の帝国軍vs地球の連邦軍、帝国軍の攻め様レスター伯爵の優雅なこの貴族感ときたら、私の大好きな「銀河英雄伝説」を彷彿とさせ、一挙に引き込まれた。スペースオペラ作品の持つ、ロマンチックさと無機質さの不思議な混在感が元々大好きなので、苦手な両性具有についても作品世界を味わう上での妨げにならずに済んだ。受けがやや流され気味だった事、最後駆け足だった事が惜しい。できれば文庫ではなく、もっと長い上下二段組新書サイズで2人の心の変化を丁寧に描いて欲しかった。
2018/10/04
rabbit
SF&両性具有もの。連邦軍でパイロットとして活躍していたナインbは迎撃により負傷し、帝国軍の科学者であるアルフレッドと出会う。人間らしい感情を持たないナインbが少しずつ愛する事を学んでいく姿は良かったけど、本人が望んでいないのにアルフレッドがナインbを女性として扱うのはちょっと嫌でした。
2019/03/01
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