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綿の国星 (第3巻) (白泉社文庫)

綿の国星 (第3巻) (白泉社文庫)

綿の国星 (第3巻) (白泉社文庫)

作家
大島弓子
出版社
白泉社
発売日
1994-06-20
ISBN
9784592880639
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綿の国星 (第3巻) (白泉社文庫) / 感想・レビュー

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ばう

海を初めて見に行ったり、山で迷子になったり貰われていった赤ちゃん猫ののことで罪悪感に苛まれたり隣のおじさんに片想いする中学生に猫になる指南をしたり、そうして少しずつ色んなことを学んで成長していくチビ。須和野家の人々はどんな時も何があってもみんな大らかで優しくて良い人達だなぁ。それよりもご主人様に赤ちゃんが産まれて捨てられたビーの話が切ない。苦しい。

2021/05/21

ゆか

「猫本を読もうイベント」19冊目。再読。解説を読み、映画の挿入歌「鳥は鳥に」が谷山浩子さんだったと知る。ちびねこが家族の話を聞いていて、海や山に行く家族の荷物に潜り込んでしまうところがとても可愛い。「チャコールグレー」で主人公は、猫と同じように他の人の元へと行っていた彼女を受け入れる。そして猫に対して思う「どこか気に入ったところがあって充分に生活してればそれでいいんです」これはいなくなってしまった彼女に対しても同じ思いで、相手を独占しようとするのではなく、こう思うようにするのが、愛なのだなと思いました。

2019/02/27

金平糖

お父さんとお母さんの海行きに同行するチビ猫が可愛い。一面の砂浜は広いトイレだよね☺︎ペーパーサンドに憧れる年寄りノラの件は切なく美しい。布団に入って来たノラが最初は足元だったのに顔の横に寝るようになる件は愛猫と重なる。「猫草」の赤ちゃん誕生で捨てられるピーの話は切ない。海だけではなく時夫と彼女の山行きまで同行してしまうチビ猫。時夫の台詞にニヤリ。迷子になったチビの為、時夫がマフラーを置いてくるシーン。昨夜、愛猫が一番慕ってる娘の脱ぎ散らしの服の上で香箱座りをしていて嫉妬したが大島氏は猫飼いの師と感心然り。

2018/08/11

じょみ

乙女心も、子ねこの表情も綿の国星で学びましたが実際に猫をわが家に呼び入れるきっかけとなったのはこの作品では無く「ホワッツマイケル」でした。

2015/07/16

寧々子

このシリーズはほのぼのとした感じよりも、切なさやほろ苦さのある物語が多いのですが、3巻は特に目立ったように思えた。 私にはほろ苦さを通り越して後味が悪く感じてしまったほど。 「バカ猫」と罵倒したり、次の飼い主を捜したりせずすぐに捨てたりするので、ちょっと嫌な気分になってしまった。 エプロンドレス姿のチビ猫は相変わらず可愛いけど、チビ猫がしっかりメインだったは2話くらいかなぁ。 チビ猫ったら大事な質問にさらっと嘘ついちゃったりして呆れちゃったけど、そこが猫っぽくもあるように思えて、やっぱり可愛かった♡

2017/02/14

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