パタリロ!: 選集 (29) (白泉社文庫 ま 1-37)
パタリロ!: 選集 (29) (白泉社文庫 ま 1-37) / 感想・レビュー
スケキヨ
副題?が『ミステリーの巻』だけあって、ミステリ一色。そして内容の濃さから短編小説を読んだよう。マライヒが結構探偵役をやっていて驚きました。『一週間は七日』の登場人物たちの名前に声を出して笑ってしまいました。そして嬉しいことに解説は有栖川有栖氏。『パタリロ!』の解説を書いた、とどこかで聞いていましたが、まさかたまたま手に取ったこの巻だとは!解説の一言一句に「そーです!そーです!そーなんです!」と激しく同意してしまいました。大好きな作品を大好きな作家さんと語り合えた感じです。う~ん、満足!
2013/04/17
hibimoriSitaro
再読。2001年6月初版。ミステリばかり11篇を収録している。どれもいい。バンコランが出ると途端におもしろくなるもんなあ。中でも「一週間は七日」が一番かな。
2021/10/15
Mark.jr
ミステリー特集ということで、つい買ってしまいましたね。内容はシリアスながらもバカミスすれすれのトリックの「ドラキュラの鏡」から、かなり直球の本格ミステリー「パタリロ裁き」までバラエティに富んでおり。尚且つ、全部パタリロ!らしい作品になっているのが、何気に凄い。個人的なお気に入りは、意表を突く展開に、さりげない伏線も決まった「一週間は七日」
2021/02/04
zazo嶋
パタリロ探偵が大活躍するミステリタッチのストーリーをコンパイル。パタリロが探偵をつとめるケースとして変装しての謎解きのパターンもあるのですが、今作に収録された作品は国王パタリロとして、その謎を解き明かしてくれます。そう、その謎を解き明かした結果がハッピーエンドではないにせよおかまいなし!...ってのがパタリロらしい。密室、ダイングメッセージ、暗号、替え玉殺人...etc本格派と見間違うようなネタ満載です。ちなみに解説は...有栖川有栖!
2009/07/18
pochi
2003年 3月16日
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