パタリロ!: 選集 (31) (白泉社文庫 ま 1-39)
パタリロ!: 選集 (31) (白泉社文庫 ま 1-39) / 感想・レビュー
更紗蝦
放射性廃棄物の地層処分ネタがあるのには驚きました。(初出は平成4年。) 「廃棄物をコンクリートで固めて鉛の箱に入れ、鉱山に沈めるんだ。それなら何の問題もないだろ」「放射能がもれ出す心配はないんですか」「二百年ぐらいたつと鉛の箱が劣化してもれ出す可能性がある」「あぶないじゃないですか」「あのな。二百年だぞ。ぼくやおまえたちがそれまで生きてると思うか」(21~22p) 核のゴミを捨てることの無責任っぷりを、パタリロというキャラクターを通して皮肉っている魔夜先生、さすがです。
2014/01/31
hibimoriSitaro
再読。2001年12月初版。落語ネタに交じって海外SF『中継ステーション』が下敷きになった「果てなき旅路」がベスト(解説にも指摘があった)。『カエアンの聖衣』もあるな。白状手袋をはめたバンコランの満面の笑みがすてき。
2021/10/20
せん
おもしろい話が多かった。パタリロは強すぎる(果てなき旅路)殿下まで死なせるわけにはいかん(東に下水西に永遠)
2012/12/31
香坂
44号不憫な巻。面白かった。
2012/03/06
pochi
2003年 5月29日
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