アラベスク 4 第2部下巻 (白泉社文庫)
アラベスク 4 第2部下巻 (白泉社文庫) / 感想・レビュー
たまきら
久々に読み返して、おたまさんがバレエを始めたおかげで随分用語がわかるようになったなあ!とびっくり。そして分かる方がやっぱり読んでいて面白いんだなあ。この漫画自体はバレエ漫画というよりは人間の不思議さを描いていると思うけれど・・・。
2017/11/07
ゆるり
ノンナとペアを組んで、チャイコフスキーコンクールに出場する、若さ溢れるレミルは、ノンナに心を寄せている。そして、ベルリンから来たミステリアスな女性、バレエピアニストの登場。何かとノンナにちょっかいを出すが、彼女はレズビアンなのか?それとも? バレエ漫画にどっぷり浸かりたかったのに、愛憎劇に発展していったのは残念。ただ、ピアノの音が消えた後も、ノンナが踊るラ.シルフィードから聴こえた音楽は美しかった。
2019/09/06
目黒乱
相変わらずのぐずりノンナ。でも、ぐずりながら、ほしいものを手に入れてゆくあなたは、おそろしい子…。
2015/02/15
tkkr
第1部がノンナのバレリーナとしての成長物語だとしたら、第2部はノンナの人間としての成長物語。アーシャが娘を産んだとき、同性愛者であるカリンの「ああもなりたくなかった、こうもなりたくなかった、という性格を受け継ぐのをみせつけられるんだわ」というセリフは、彼女の本心なのかもしれないけど、少しだけ子をなせない自分に対するなぐさめみたいなものも感じずにはいられませんでした。(子をなせないというのは完全に妄想だけど)
2016/12/19
訪問者
バレエ・ピアニストのカリン・ルービツ嬢が登場。初めて読んだ時は彼女のキャラクターに驚嘆したものだが、今読んでもなかなかぶっ飛んだ女性である。何はともあれシルフィードを踊るノンナのクライマックスシーンは息をのむ素晴らしさだ。その後、カリンは退場し、病床のミロノフとノンナのシーンで物語は大団円を迎える。傑作!
2018/05/31
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