妖怪缶詰 第2巻 (白泉社文庫)
妖怪缶詰 第2巻 (白泉社文庫) / 感想・レビュー
なつ
1巻が日本の妖怪なのに対し、2巻はモンスターという言葉の方がしっくり来る西洋の妖怪がメイン。そこにオカルト要素も絡んできます。天使や悪魔、神まで登場し、よりスケールが大きくなりましたね。短い話の中にまさかの展開もあるので飽きさせません。「焼き肉はいかが?」や「茸ホテル」のようなブラックコメディもなかなか秀逸です。
2019/08/01
さばずし2487398
電子書籍にて読了。とにかく絵が美しい。パタリロでおなじみの魔夜峰央は元々はオカルト路線からデビュー。その氏の主に初期の作品集。日本を舞台にした「妖怪」そのものがテーマになっている1巻に対し本2巻は悪魔や吸血鬼など所謂「洋物」が主役。私は氏のこの初期の、何よりビアズリに影響を受けたと言う漆黒で妖艶で、40年近く前の作品なのに近未来的な室内や摩訶不思議な生物が出て来る背景が大好きで、魔界描写は正に氏の本領発揮といった処。1コマ1コマがまるで絵画。この様な画質が少女漫画に登場するのは珍しいとか。引き込まれます。
2016/08/28
更紗蝦
『吸血のデアボリカ』は、萩尾望都の『ポーの一族』の影響が見られますが、『ポーの一族』との違いは「禍々しさ」があることです。
2012/11/16
きりだんご⭐️新潮部
●ブックオフ
2012/01/03
感想・レビューをもっと見る