イブの息子たち 第1巻 (白泉社文庫)
イブの息子たち 第1巻 (白泉社文庫) / 感想・レビュー
瑪瑙(サードニックス)
3人の美形の男性が巻き込まれるドタバタ喜劇。男性同士の恋愛はこの頃はどう受け止められていたのだろう?面白いけれどもただ面白いだけではなく、いろんな偉人が様々なキャラで登場して、そんなキャラ設定していいの?と心配になるほど。歴史的な背景を知らなければ笑えない喜劇だと思う。
2023/09/12
更紗蝦
ホモセクシャルをネタにしたドタバタギャグですが、ただ美形の男性がいちゃいちゃしているだけの内容ではなく、歴史・神話・文学・音楽・バレエ・オカルト等、あまりにも色々なジャンルからギャグのネタを持ってきているため、「ギャグ密度(?)」が異様に濃いです。ここまで濃密なギャグ漫画を少女漫画雑誌に掲載するのは当時は(今も?)相当な冒険だったはずですが、個人的に「少女漫画なのによくこんなの描けたよなぁ」と一番感心したのは、ヒースの胸毛です・・・。
2014/09/02
aisu
表紙の3人が主人公で、向かって左上の子は女の子みたいだけど全員一応男。だけど、この3人はとある人種?だった…。ある日変な天使があらわれ、舞台はロンドンだったはずなのに変なお釜型の乗り物で時間と空間を飛び越え、変な場所へ連れて行かれ、歴史上の人物が、みんな変なキャラになってて、次々とおかしな話が展開するのだ。もう、変とかツッコミするのも野暮な感じ…。
2024/04/10
めいこ
渋い!!いや明るいギャグなんだけど、出てくる歴史上の人物が渋い!小ネタの挟み方が巧で日本史や世界史、美術史に興味のある方はとても楽しめると思います。ちょっと崩壊しているので冗談が通じない場合は避けた方がいいでしょうが…イブの息子=性別を持たないアンドロギュノス。彼らは女になろうと思えばなれる!破天荒な設定と、出てくる人物のユニークさ。 作者の博識さに若い私はもっと勉強せねば、と思いました。
2014/04/22
うぇす
薔薇、歴史、創作 ○実在の人物ガンガン出します ○同人ホモネタ系カオスギャグ、ただし絵柄はプロ ○少女マンガだけど少女向けとは言い難い
2010/02/05
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