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摩利と新吾 第2巻: ヴェッテンベルク・バンカランゲン (白泉社文庫)

摩利と新吾 第2巻: ヴェッテンベルク・バンカランゲン (白泉社文庫)

摩利と新吾 第2巻: ヴェッテンベルク・バンカランゲン (白泉社文庫)

作家
木原敏江
出版社
白泉社
発売日
1995-12-01
ISBN
9784592882022
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摩利と新吾 第2巻: ヴェッテンベルク・バンカランゲン (白泉社文庫) / 感想・レビュー

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パラ野

女子校vs男子校。いや、もう逞しくていいです。女子校では2人の女版が。鈍感で無邪気な相手には、振り回されるしかないのか。海外に去って行ってしまったのが悲しいね。忍者の桃太郎先輩が卒業してしまうのが悲しいです、個人的に。マリがどんどんと新吾の傍に寄り添う親友ポジションの決意を固めようとしているのが切ない。

2014/10/25

枯伍

摩利に片恋する隣家の小間使いささめちゃんの話が好きだ~。メインは男嫌いの女学生たちとのすったもんだを描く長編で、摩利は新吾への想いを自覚する。硬派夢殿先輩に星男、軟派紫乃先輩に織笛、意地っ張りの姫花にレズの美女夜(みめや)。今後も活躍する固定キャラが増えてきた。2巻はささめちゃんの話が1年の冬、残りは2年の冬~春。浅間山噴火。進級と卒業(留年もあり)。

2021/08/17

ミナ

二巻からせつなさが増す。明日は我が身か……。美女夜と摩利の性別が違っていたら、今のような関係は築けなかったかもしれないしなぁ。

2018/07/16

文句有蔵

ただ見つめるだけの恋。秘めたまま、露とも気取らせてはならぬ恋。いつか自分以外の誰かを選び、自分以外の誰かと幸せになる相手を、黙って見守るしかならぬ恋。そんなことにいつまで耐えねばならぬのか。この恋に何の罪があるというのか。叶わぬ恋なら今ここで共に死に果てたい。その願いが今まさに叶おうとしているこの時。この世にただ二人だけのこの瞬間。私なら耳を塞いで目を閉じるけど、地下の在処など絶対に教えないけど、……摩利はそうはしなかった。結局、新吾の為に死ぬことはたやすくても、新吾を死なせることは出来ない。臆病な恋。

2019/09/16

ささめちゃんの片想いが切ないです・・・。姫花ちゃんと新吾の出会いがどういうものだったか、これを読んでやっと分かりました!当時はこの言葉が存在しなかったのですが、姫花ちゃんは、正統派のツンデレ美少女ですね。収録作品の中では、摩利とおばあさんの出会いを描いた「忍ぶれど」が大好きです。「どんなばかなことでも 最後までつらぬきとおせば本物になるんですよ」・・・言葉どおりの人生を貫き通した彼女の生き様に、涙が出るほど感動しました。

2012/02/25

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