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摩利と新吾: ヴェッテンベルク・バンカランゲン (第6巻) (白泉社文庫)

摩利と新吾: ヴェッテンベルク・バンカランゲン (第6巻) (白泉社文庫)

摩利と新吾: ヴェッテンベルク・バンカランゲン (第6巻) (白泉社文庫)

作家
木原敏江
出版社
白泉社
発売日
1996-06-01
ISBN
9784592882060
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摩利と新吾: ヴェッテンベルク・バンカランゲン (第6巻) (白泉社文庫) / 感想・レビュー

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ミナ

摩利と新吾はベルリンへ留学。奇しくも第一次世界大戦が始まる。そんな中、新吾は初恋に落ちる。待ち続けた摩利だけでなく、日本から密航までしてきた一二三ちゃんも不憫!親友と恋人というのは並び立たない関係なのね。

2018/07/29

枯伍

持堂院卒業&欧州留学。パリで人種差別の洗礼を受け、ベルリンの大学で1年学ぶもWW1勃発によりスイスへ避難。そこで新吾は運命の女ドリナと恋をする。振り向かない新吾を拒絶した姫花、片思い上等と新吾を追って密航したひふみ、摩利を追ってきた夢殿、そしてチャンスは何度もあったのに新吾に手を出せぬままだった摩利。片思いの矢印ばっかりだな。

2021/08/21

文句有蔵

気持ちはなくても行為は出来る現実。その一方でこんなにも好きで、愛しているというのに摩利相手には昂らぬことも現実。そして運命の出会い、運命の恋。ただ一瞬で鷲掴みされ、ときめく心。なのに何故摩利相手には、十数年を共にしながらそうならぬのか。それを摩利に問う新吾の無情。そして残酷な言葉。摩利のそばに夢殿がいてくれて本当によかった。そしてボーフォール公に引いた一線を夢殿には引かずにいる現実に、いつ摩利が気づくのか。それでも摩利は、甘くさえもない片恋にしがみつくのか。うまくいく恋なんて恋じゃない。それもまた現実。

2019/09/16

摩利と新吾は欧州留学へ。今まではハーフの摩利が日本で差別を受ける側だったが、今度は新吾が差別の目を向けられる立場に。一二三ちゃんは密航までして新吾の後を追うが、新吾はそこで、初恋の相手・ドリナと出会ってしまう。錯綜するそれぞれの思いが、第一次世界大戦という歴史の渦に巻き込まれていく。改めて読み返すと、いかにスケールの大きな話だったかを思い知らされる。

2012/02/26

菜摘

一二三ちゃんの行動には驚いた。恋する乙女は無敵なのか……。そしてついに新吾が摩利じゃなく女の子に恋してしまった。分かっていたけどショック……。

2012/01/31

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