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摩利と新吾: ヴェッテンベルク・バンカランゲン (第7巻) (白泉社文庫)

摩利と新吾: ヴェッテンベルク・バンカランゲン (第7巻) (白泉社文庫)

摩利と新吾: ヴェッテンベルク・バンカランゲン (第7巻) (白泉社文庫)

作家
木原敏江
出版社
白泉社
発売日
1996-09-18
ISBN
9784592882077
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摩利と新吾: ヴェッテンベルク・バンカランゲン (第7巻) (白泉社文庫) / 感想・レビュー

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ソル

うっかり読み始めちゃったらもう止まらなくて7巻。ホントに名作だしもうなんかいろいろ凄すぎてなんなの?今こそ皆んなに読んでほしい。時代を先取り過ぎ。木原敏江天才か!

2022/06/15

ミナ

新吾は初恋の君と断腸の別れ。寂しい摩利の心に染み込むのはささめちゃんの存在。美女夜ちゃんも素敵だからこそこれまた辛い。夢殿先輩も望まぬ結婚が待つ日本へ帰国。人生ままならないものだなぁ。

2018/07/29

文句有蔵

「それが言える性格なら、鷹塔摩利はやっていない」という慟哭。しかしその思いは確かに新吾に届くのだ。恋より重いもの。そして愛よりも深いもの。それにつける名前はわからなくても、聞こえるはずもない遠く彼方で放たれた、声にさえなっておらぬ摩利のたったの一声が、新吾を繋ぎ留める。しかし選ばれた代償に摩利が負わされたもののなんという重さ! 摩利にとっては修羅から解放されるたった一度のチャンスだったのに。「行くな」も本心なら、叶わぬ恋を捨てきれぬ自分に、手の届かぬ彼方へ行ってしまうことで引導を渡しても欲しかったろうに。

2019/09/16

鮮烈だった新吾とドリナの出会いだが、別れもまた鮮烈だった。戦争のせいで帰国することが長い間できなかった新吾たちも、漸く帰国の途につくことに。だが、摩利だけは、敗戦で傾いた母の実家を立て直すため、ひとりドイツに残る決心をする。・・・この辺りの話は、すっかり忘れていた。ドリナのシーンははっきり覚えていたことから察するに、やはり私は、摩利にそれほど関心がなかったんだろうなあ。

2012/02/26

ユキ@うろちょろ

摩利の声が聞こえた。なんだろう、新吾が肉欲的な意味で摩利に恋しているのではなくても、このセリフだけでどんなに大事な存在か分かる気がする。新吾の中で摩利は片割れ以上に、自己と同一の存在だったのかなぁ…。そしてささめちゃん再び。

2011/11/11

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