はみだしっ子 第2巻 (白泉社文庫)
はみだしっ子 第2巻 (白泉社文庫) / 感想・レビュー
SOHSA
《購入本》’75~82にかけて発表された故三原順の代表作シリーズ第二巻。当時、高校から大学生だった私は、少女漫画という分野にも関わらずすっかりハマりこんでしまった。現在進行形の苦悩をそれぞれのうちに抱え自らの存在意義に疑問を持ち続ける主人公4人が社会からの隔絶と関わりを繰返しながら容易に答えのでない道を歩んでいく。おそらく現在であれば少女漫画という業界では受け入れられなかったかもしれない。例えば「自分を軽蔑するその重みは密かに抱いていた高慢さのーその重みと同じだ(P247)」など、もはや純文学では?
2016/05/08
さゆ
「山の上に吹く風は」、そして「奴らが消えた夜①」がメインの2巻。今日は休みだったので、朝、2巻から読みはじめ、ようやくさきほど6巻まで読みました。目と心が痛い。
2010/12/05
珂音
何度もコメント書き直してます。これは何度目になるだろ。頑張ってるのにうまく言葉に出来ない。なのでここは万感の想いをこめて「ワン!」と一言
2010/12/15
☆エンジェルよじ☆
雪山のできごとを背負って成長していくんだ・・う~~ん重すぎるwwマックスの笑顔も少ないしwwバラバラになった4人組探しに行こうっと・・・表紙の4人が急に大人になっちゃったな~
2010/12/15
さくや
冒頭の楽しそうな姿から一転…の展開。サーニンに言葉をぶつける救助隊の女性が憎らしいと思う一方、ああ、大人の本音ってこうだよねとも納得できます(だからってそのままぶつけるか?とも思うけど)。マックスの身長が伸びて“子供”→“少年”に変わったのが印象的。彼らも何かを見つけながらもがきながら、時に見たくないものまで見せつけられながら成長していってるんですね。
2011/08/13
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