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はみだしっ子 第5巻 (白泉社文庫)

はみだしっ子 第5巻 (白泉社文庫)

はみだしっ子 第5巻 (白泉社文庫)

作家
三原順
出版社
白泉社
発売日
1996-06-01
ISBN
9784592882152
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はみだしっ子 第5巻 (白泉社文庫) / 感想・レビュー

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さゆ

グレアムが、だんだん、壊れていく。「もう大丈夫」は=「僕なんかいなくなっても」っていう図式にしか、ならないのは変だって、誰かグレアムに言ってやって。言っても頑固なグレアムは聴かないだろうけれど・・・。だんだん、辛くて読むことができなくなってきた。

2010/12/05

森下司

この巻ぐらいから予測不可展開に。お話の筋がわからないという意味ではなく1巻からの出来事を踏まえた4人の思考が深すぎて。安定に抵抗するようなグレアム、心配するがオレじゃダメなんだと理解するアンジー。クレーマー家には馴染んだがエルやクークのことで傷つく。辛い話の中に、ジャックとマックスの親子になる過程のエピなど「良かったね」と思わせるものもあり。グレアム負傷、裁判は放浪時代になかった問題の直面におけるグレアムの法律や裁判に対する考え方は祈りにも似ている、妥協でもいいから人間の善良性を信じたかった、というような

2011/06/21

MIEKKO

はみだしっ子、全巻読むのは気分的に大変だから、ちょっと沈んだときは5巻を読むようにしてます。「僕には何かが意味がないと思うほうがよっぽど難しいよ。」サーニン、ルックスは4人の中で1番地味だけど、1番かっこいい。

2012/05/22

コリエル

さらに様相が変わって、今度は陪審員制度の是非を問いつつ、「善良な人々」や社会に対してグレアムたち生来のアウトサイダーが異議申し立てを行うエピソードになっている。己を肯定出来ないグレアムの苦しみが目立つ巻だったが、少年犯罪をここにきてピックアップしたということは、この先で真の矢面に立つことになるのはマックスの方だろう。結末が気になる。

2021/01/10

Suga Megumi

この巻の「つれて行って」からは、初めて読みます。 連載当時は、文字も多いし息が詰まって読むのが辛かったのです。 いやはや、グレアム、やさぐれあむ。まぁー、ぐれちゃって。 彼には、ダナのように「ホントかわいくない!」という受け止め方がとりあえずの正解なのかも。 ピアノ演奏シーンが多い。グレアムとピアノの関係を色々考えています。

2015/04/26

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