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ソルフェ-ジュ (白泉社文庫 よ 4-2)

ソルフェ-ジュ (白泉社文庫 よ 4-2)

ソルフェ-ジュ (白泉社文庫 よ 4-2)

作家
よしながふみ
出版社
白泉社
発売日
2004-11-17
ISBN
9784592882275
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ソルフェ-ジュ (白泉社文庫 よ 4-2) / 感想・レビュー

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はつばあば

これも文庫版でしたが文庫版だと文句を付ける間がなかったです(#^^#)。初っ端の「本当にやさしい」で度肝を抜かれ、ソルフェージュにいくまでに気持ちが萎えるんじゃないかと危惧しておりましたが、なんのなんのパンドラも良かった。ソルフェージュに至っては、小学校の教師が教え子と恋を。世間の批判とは対象的に音楽への感動を教わり自立していく元女生徒の姿も絡めてのBL。たまには試しに読んでみませんか(^^♪

2020/05/31

文庫フリーク@灯れ松明の火

(ちっちゃな声で)小規模よしながふみさん祭り。タイトル作品の『ソルフェージュ』が良いな〜。解説のヤマダトモコさん。【サラッとしたそっけなさ】 【長いセリフの後の無言のシーン】 【空白やベタを多様したアッサリとした画面】あ〜納得だぁ。BL好きではないけれど、よしながふみさんだけは別格なんです。

2010/10/31

みや

短編4作と表題作の中編を収録したBL作品集。最初は絵が苦手かもと躊躇ったが、1作目の衝撃的な結末に衝撃を受け、この作品世界に完全に惹き込まれた。続きを期待しながらページを捲れば、いきなり別作品の時代物が始まり、更なる衝撃を加えられる。あの結末で物語を一気に遮断するなんて凄い。余韻の引きずり方が半端なくて、忘れられない作品になりそう。社会に融け込みながらも病みや狂気、執着を抱える人物が他作品にも登場し、没頭して読んだ。表情や言葉での内面描写が丁寧なので、BL初心者の私にも感情の機微が自然と汲み取れて嬉しい。

2018/02/10

青龍

初期作品、追いかけ中。最初のコミックは10年以上前に、当時の同僚から借りて既読。こういう雰囲気好きです。今のBLからすると、濃度は低いけど、40年近くBLを読んでいると(当時は耽美とか○モ小説と言われていた)、時にはこういう作品を読みたくなる。この作家さん、強気な女性を書いても、煩わしさがないのも好き。

2018/05/06

夜梨@灯れ松明の火

「ソルフェージュ」の連作が良かったですが、他もなかなか。BLだけど、BLよりも強い「何か」が、よしながふみさんの話にはあります。だからBLでなくてもいいのにと思うんですが、でもBLなんですよね(書いてる本人が良くわかりませんww)「本当にやさしい」は、ラストが切なすぎました。やっぱり、ハッピーエンドがいいですね。 次は「大奥」かな?

2012/08/03

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