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なんて素敵にジャパネスク (第3巻) (白泉社文庫)

なんて素敵にジャパネスク (第3巻) (白泉社文庫)

なんて素敵にジャパネスク (第3巻) (白泉社文庫)

作家
山内直実
氷室冴子
出版社
白泉社
発売日
1997-12-01
ISBN
9784592882336
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なんて素敵にジャパネスク (第3巻) (白泉社文庫) / 感想・レビュー

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マッピー

前巻の火事は、瑠璃姫の命を狙った放火だった。幸い家族は無事だったものの、屋敷で働く者たちが数名死亡。心当たりがあるのならまだしも、全く心当たりのない瑠璃姫は、自分を狙う放火犯を探し始める。何と犯人は8年も前に死んだはずの吉野の君。あの優しくて穏やかな吉野の君が、どうして瑠璃姫の命を狙うのか。さらに、後宮の中にまで入り込み、帝の命を狙うのはなぜか。そこには悲しい行き違いが…。意外と大きな話になってしまいましたな。

2021/06/13

みなみ

図書館本。懐かしい。三条邸放火の犯人を探したい瑠璃。その鍵を握るニの姫。やがて判明する犯人の正体は……原作2巻のコミカライズ。後々の人妻編以降をいまアプリで読んでるけど、原作2巻の瑠璃は思わぬ騒動に巻き込まれている感じ。あとになればなるほど、余計なことに首突っ込まなくてもと思ってしまうのは人気シリーズの辛いところですね。初恋の吉野君が思わぬ形で登場し、瑠璃の心は乱れる。次巻へ続く。

2023/05/19

淡雪

結局、瑠璃姫は再会したときに吉野君がわからなかった。それは彼女にとって吉野君のことは過去の甘美な思い出であって現実とは別世界のことであるから。吉野君にとっては、8年前は常に現在であり、瑠璃姫とのきずなだけが彼を人として現世にとどめていたのだろう。「忘却は悲しい罪です」とは、瑠璃姫が想像するよりはるかに痛切な悲しい言葉だ。彼は結局こうなることがわかっていたがゆえに、瑠璃姫に裏切られる前に焼き殺そうとしたのだろう。女は常に現在を生きるが男は過去にしか生きれない。これを少女小説でやれた作家、雑誌がうらやましい。

2021/08/11

調“本”薬局問悶堂

2005年以前に読了 《2020年7月 登録》

みきのの

二の姫と唯恵奇麗でいい。コミカライズでここまで違和感感じさせないのはすごい。原作かなり好きなので、山内先生でよかったと思う

2018/04/25

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