サイファ 第4巻 (白泉社文庫)
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サイファ 第4巻 (白泉社文庫) / 感想・レビュー
赤とんぼ
はじめてこれを読んだ日は、私は「死」を知らなかった。あれから、いくつもの、何度もの親しい人の「死」を見つめて再読して、生々しくよみがえる感情がある。 同じ作品にふれても、自分の引き出しで読んでいることに気づかされた。いつ読んでも、辛い。
2018/03/03
ふうてんてん
シヴァから見た2人の過去の物語。サイファが崩れていく所が悲しい。後半、ディーナの突然すぎる死をきっかけに2人の関係が壊れてしまう。NYを去るサイファ。どちらの立場からも苦しい展開。読むのが辛い。
2016/08/26
punto
大人になってから読むと、自分が双子なだけに見えてくるものもあって、昔の印象と少し変わりました。ディーナの存在を忘れていたけれど、物語のキーパーソンですね。
2020/11/01
ako
なぜ2人が入れ替わっていたのかがやっとわかる。そしてシヴァの深い闇を覗き見た。双子は顔が似ているからこそ普通の兄弟より比較されやすい。感情を表に出すことができるサイファと出せないシヴァ。お互いがお互いを必要とする存在だっただけに今回の傷は大きすぎる。そして決定的な別離…ロイの同居人ハルは結構好き。前作「エイリアン通り」でもそうだったけど作者の成田さんは、自分のことを一人の人間としてちゃんと見てほしい!といつも叫んでいる。
2013/09/09
ぐっち
双子の過去がわかったものの、どんどんつらくなる巻。昔読んでたときは、この辺で読みやめた気もします。今回は最後までがんばるぞ~~。
2011/03/14
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