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竜の眠る星 第1巻 (白泉社文庫)

竜の眠る星 第1巻 (白泉社文庫)

竜の眠る星 第1巻 (白泉社文庫)

作家
清水玲子
出版社
白泉社
発売日
2000-03-01
ISBN
9784592883494
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竜の眠る星 第1巻 (白泉社文庫) / 感想・レビュー

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nyaoko

恐らく、ン10年ぶりの再読です。今も変わらない緻密で繊細で幻想的な清水さんの絵に惚れ直す、合わせてジャックとエレナにも惚れ直しました。今の時代に読んでも全く古さを感じさせないってのも改めて凄いなぁと感動。

2016/11/14

ぐっちー

久々にジャックとエレナ。話をすっかり忘れていた為、ドキドキしながら初読のように楽しみました。エレナの美しさと冷酷さ、時に見せる危うさと、妙にのほほんとしたジャックさんとホントいいバランス。今見ても、絵の美しさはお見事。構図についての言及が先日日経新聞の文化欄コラムにあったので、そこも念頭に置きつつ。

2016/02/21

honoka

新刊本5冊もあるのになにやってるんだろう再読。

2014/07/17

ちぇしゃ

清水玲子さんは絵の美しさと反比例する残酷な世界を描いていて、本当に好きな作家。吉野朔実さんの次に敬愛する作家かも。この作品を最初に読んだ時、モニークよりもずっと幼かったからか、モニークと母の女帝カテアの物語しか覚えていなかった。母娘の物語が強烈な印象すぎて、そこに当時自分の置かれていた状況と思いを投影しすぎてて、ここまで様々な要素が盛り込まれた深い作品とは理解できてなかった。ロボットの存在意義、アイデンティティ、戦争と種族の違い、生命の淘汰など本当に深くて重たいテーマだったんだなと今更気づいた

2017/08/21

kiki

モニークはいつも想いが一方通行で、全てが若さゆえの脆さで形成されていて、見ていて辛いけれど透明でキラキラしたきれいなものみたい。エレナは、何も欠けたところがない有能さと美しさを兼ね備えていて不老不死。でも一心に天竜を追いかけてきたし、これからはジャックなしでは生きていけないと思う。ジャックだってエレナが何者であろうと関係なく愛するし、ルイスは二人のために動く。この世界の人々は無謀にも愛することは無条件なのだと訴えるかのように潔い。強さとはかくあるべきというものを、かつて高校生だった私に教えた衝撃的な作品。

2022/06/06

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