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竜の眠る星 第2巻 (白泉社文庫)

竜の眠る星 第2巻 (白泉社文庫)

竜の眠る星 第2巻 (白泉社文庫)

作家
清水玲子
出版社
白泉社
発売日
2000-03-01
ISBN
9784592883500
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竜の眠る星 第2巻 (白泉社文庫) / 感想・レビュー

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nyaoko

この作品を読んだ時は高校生だったと思う。毎月毎月楽しみで読んでいた。カテア王女の冷徹な態度と、年齢の割に幼稚なモニークにイライラして、最後の最後、セレツネワに残ったカテアがモニークを抱くシーンに「アンタのせいでしょ!」とカテアに怒りを覚えたんだけど、大人になって読み返すとほんとにもう、カテアの立場を思ってひたすら涙涙です。あぁ、私って歳をとったなぁとしみじみ。清水玲子作品は永久保存版の上家宝にすべし。

2016/11/14

honoka

女王がモニークを棺から出して涙ながらに最上階の霊廟へ運ぶシーンは…やはり涙なくてしは読めない。

2014/07/17

星落秋風五丈原

それぞれが「こうなって欲しくはなかった」と思っていた方向に向かっていく悲劇。カテア女王が「神殿に葬ってやらなければ」とモニークを引きずっていくシーンの美しさ。全てが終わった後の恐竜たちのなんと穏やかな風景。

2007/02/23

リリー

再読。SFファンタジーで、"美しい肉体で永遠に生きる"という人類の夢の結晶であるロボットたちのお話。今の絵よりも更に繊細で、点描が手描きだという記載に呆然…これがトーンじゃないなんて!ロボットでありながら人間味の強いジャックと、完全無欠な能力を持ちながら精神的な危うさの目立つエレナ。人から見れば完璧とも思えるロボットが、けれども他者を愛し、寄り添わずにいられないこと…うーん、考え出すと深い、ような?

2016/05/11

ざれこ

何度目かの再読で、悲しい結末なのはわかって読んでたのに、モニークと女王のラストや、エレナのラストに、やはり泣けた。命に限りがあってなんでも忘れられる人間でよかった、と初めて思った。進化の物語でもあり、すごくスケールの大きい話。これが初めての連載だったとは、さすがとしか・・

2014/10/03

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