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美内すずえ傑作選 (6) (白泉社文庫)

美内すずえ傑作選 (6) (白泉社文庫)

美内すずえ傑作選 (6) (白泉社文庫)

作家
美内すずえ
出版社
白泉社
発売日
1997-03-01
ISBN
9784592883661
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美内すずえ傑作選 (6) (白泉社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

kagetrasama-aoi(葵・橘)

「美内すずえ傑作選」第六巻。表題作と「雪の音」「雪の日」「ふりむいた嵐」「クリスマスの奇跡」の五編が収録。「虹の戦」は信長と斎藤道三の娘を主題にした歴史漫画。連載された一、二年前に大河ドラマの「国盗物語」が放映されて、信長&帰蝶がちょっとした流行だったんですよね。懐かしいです。あと「雪の音」は本当に少女漫画らしくて好きな一編。「雪の日」の畳み掛けるようなドキドキ感、良いなぁ。

2022/02/14

しゅわ

レビュー寄付で一念発起!怒涛の週末読み溜め…番外編。『ガラスの仮面』で有名な美内すずえ先生の初期の傑作選です。『虹の戦』斉籐道三の娘で織田信長に嫁いだ濃姫のお話。有名どころのエピソードはちゃんと踏襲していてニヤリ。『雪の音』内気な少女ポリーが友人の身代わりとして、彼女の失明した婚約者と過ごす物語。『雪の日』血の繋がらない兄妹のお話。今読むと、優香さんイイ人だ。『ふりむいた風』死を前にした少年の物語。お母さん惨すぎるよ。『クリスマスの奇跡』4つのミニストーリー いろいろ出来過ぎだけどこの短さでスゴいかも。

2014/06/15

のりすけ

昔まだ乙女の頃読んで、あまりのロマンティックさに「これが恋なのね、なんてステキなのよ!」と勘違いした(いま読むと変態やん…)『ふりむいた風』。ナツカシス。あの頃の純粋だった乙女心は今どこへ行ってしまったのでしょう。

2016/02/24

Kana

雪の音のポリーみたいに性格が良いと幸せになれると信じたい。昔話にはよくあるが、キルメニイみたいに人を騙してもあとでバレると教訓みたいなので若い人たちにも読んでもらいたい。

2018/04/22

陽子

再読。相当昔の作品にもかかわらず、じーんとすることに変わりはなかった。表題は織田信長の許へ嫁ぐ濃姫の話。他4編。短編ではあるが、切なくなるような愛をテーマに描かれた作品たち。ストーリーテラーの美内氏、心を掴むツボを心得ている。アンデルセン童話の人魚姫が悲劇に終わらず愛をつかむようなお話(イメージですが)が多く、切なさが込み上げる。どんなに短編でも濃くまとめられるのは、さすがと感心。他作品も再読したくなった。

2018/08/20

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