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三原順傑作選’80s (白泉社文庫)

三原順傑作選’80s (白泉社文庫)

三原順傑作選’80s (白泉社文庫)

作家
三原順
出版社
白泉社
発売日
1998-09-01
ISBN
9784592883777
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三原順傑作選’80s (白泉社文庫) / 感想・レビュー

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瑪瑙(サードニックス)

はみだしっ子でグレアム達を養子にしたジャックとその友人ロナルドの幼い頃から大人になるまでのお話『ロングアゴー』3篇と他に6篇。はみだしっ子大好き。どの作品も三原さんらしく、人の心のブラックな部分と社会への警鐘とユーモアがあります。

2020/06/13

更紗蝦

80年代といえばちょうど私が「花とゆめ」や「LaLa」を購読していた頃ですが、三原順の作品は内容が難しすぎて、当時小中学生だった私にはほとんど理解できませんでした。(当時かろうじて理解できたのは、『朝になるまで』と『夕暮れの旅』くらい。)エネルギー問題を扱った『Die Energie 5.2☆11.8』は、大人であっても読み解くにはかなりの気合が必要です。少女漫画雑誌で掲載されていたにも関わらず、社会問題と人間心理を深く掘り下げた作品の数々は、少女漫画の粋を完全に超えており、時代を超えた普遍性があります。

2013/03/15

かもめ通信

○十年ぶりで『ロング・アゴー』三部作を一気読み!いやーいいわーやっぱり。ロナルド大好きwますます『はみだしっ子』再読熱が高まった模様。。。。

2015/04/16

𝓚𝓸𝓉𝓸

『ロングアゴー』とself murder seriesの4つの話が印象的でした。自分の友達は他の人に認めてもらえないのではないかと勝手に思い込んで四苦八苦するロナルド、わたしにも思い当たることが多々あってつらかった。「自分を殺す」からsuicideじゃなくてself murderなのだろうか?

2016/02/04

志摩子さん

最初に入っている「ロングアゴー」三部作は、少年二人の成長と友情と心の物語。そしてこれは私の物語。私にとって同一のものと感じないではいられない物語だから。ロナルドの叫びは私にとっても同じように叫びたい叫びだから・・・ジャック! けれど、私にとってのジャックは未だ私の前にはいない。

2014/12/14

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