月と博士 (白泉社文庫)
月と博士 (白泉社文庫) / 感想・レビュー
へくとぱすかる
同じ作者の「時間を我等に」も読んでみたくなった。不条理というキーワードで言い切るには、ちょっとおもしろすぎ。「幽霊」はちょっと泣ける。「鴨池」も王子様の出てくる童話が屈折した話として印象に残る。BLっぽいのは苦手だけど。全作、昭和末の作品なんだね。解説が中野美代子氏というのが豪華だ。
2015/11/08
ねこねこ
凄く短い話ばかりのショートショート集。どの話も理解できないしオチもよくわからないけど何故か面白くないとは思わないから不思議😀解説の中国文学者の中野美代子さんが坂田靖子さんの単純な線には一種の霊性が宿ってる。天才であると、まさにその通りだと思う。絵を見てるだけで楽しいし癒される😊
2024/01/20
斑入り山吹
文庫じゃなくってA5版(昭和61年発行)を古本屋で手に入れた。もう表紙だけで大ウケでね。ふし~ぎな感じを、あっさり短く、あくまで余韻を損なわずにまとめるところが、坂田氏の真骨頂だ。こういう路線はフォローしていないんだけれど、坂田氏のなら他の本も欲しくなってきてしまったよ。
2013/05/15
蘇芳
ページ数のせいか尻切れ感ある。パソコンの話は衝撃的。
2012/06/09
みのにゃー
処分前の再読。ショートショート。古今東西自由自在な坂田ワールド。
2019/10/20
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