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修道士ファルコ (白泉社文庫)

修道士ファルコ (白泉社文庫)

修道士ファルコ (白泉社文庫)

作家
青池保子
出版社
白泉社
発売日
2005-11-15
ISBN
9784592886273
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修道士ファルコ (白泉社文庫) / 感想・レビュー

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更紗蝦

ストーリーは全体的にコミカルではありますが、「信仰」というものへのリスペクトが感じられる描写なので、漫画として楽しめると同時に中世のキリスト教社会の価値観への理解度も深まる内容です。修道院が舞台なので登場する人物はオッサン率が高いのですが、男同士の対立や友情の描写は、まるで男子校を舞台にした学園コメディのノリです。主人公をツルツル頭(トンスラ)にさせないための苦肉の設定が笑えます。

2015/06/23

neimu

久々に一気に再読。京都漫画ミュージアムに青池保子のサイン会有りと聞いて出かけた日の電車の中で読み返す。勿論サイン会には間に合わず、ガラス越しに遠くにいる本人の様子に、心の中で手を合わせて拝んだ。青春の日の漫画生活を豊かにしてくれた作家の原画展も、勿論見た。画業生活五十年記念。本当に綺麗な絵だった。ファルコ、ティリアン、少佐、王様、みんなみんな、大好きだ―。

2015/01/17

たにしぃ

めちゃくちゃ面白かった。青池さん読んだことなくてなんだか顎の長い絵の人、くらいに思ってたんだけど友達のすすめでこの本を読んでみた。修道士の生活も興味深いんだけど、あちらこちらに散りばめられたすっとぼけたギャグに笑った。聖女の遺骨(指の先)を辱める儀式は大真面目なんだけどなんだこれは正気か…という感じだった。

2015/02/07

たまきら

り~り~がくれた最初のファルコ。それはいいんですが、2と全然デザインも何も違うのはいただけません。なんとかならないものだろうか。う~む。

2016/02/22

つったん

中世ドイツの修道院物語。冒頭のスペインでの一幕は読者サービス? ”小鳥の心臓”の院長をしっかり支える現実的な副院長がなんとも頼もしい。 捨てたはずの俗世の力を当てにされ悩むファルコに笑いがこみ上げます。 尼僧院とのやり取りも面白おかしい。 信仰の道に入るつもりは毛頭ないが、こんな生活もいいかな?なんて思ってしまいます。気の迷いだけどさ(笑)

2013/01/18

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