輝夜姫 (第14巻) (白泉社文庫 し 2-29)
輝夜姫 (第14巻) (白泉社文庫 し 2-29) / 感想・レビュー
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それぞれの恨み、それぞれの鬼の部分、大団円と言えるのだろうけど、結局月人は何だったんだろうとか考えてしまう。納得できるような、できないような微妙な完結。少なくともこの作品のSFはスーパーファンタジーの略だなと思った。
2011/06/11
ako
許しと愛で鬼ではなくなったドナー達が本体に体を返したということでしょうか。残された晶とミラー。晶を手に入れたけどミラーの人生って悲しいな。由が晶を迎えに来て結局一人残されてしまったし。なんだかスッキリしない終わり方でした。
2014/08/22
カキ@persicape
ラスト、竹取物語の原文が挿入され、壮大すぎたお話はひっそりと幕を閉じる。読後の雰囲気が月の子と似ていたが文庫14巻に及ぶ愛憎劇が重くのしかかる。特に9巻から14巻までぶっ続けで読んだので放心状態。どんな修羅の道であったとしても人を許し愛すことは出来るのか?憎しみは消えるのか?続く因縁は断ち切れるのか?色んな問いがあって一回サラッと読んだだけでは読みきれない。SFものとして分かったような分からなかったようなだし、登場人物の感情にブレがありすぎる。だが最後のまとめ方は見事で感嘆。終わりよければ全て良し。
2017/03/11
あさひ
最初のSF的ワクワク感がなくなりドロドロ愛憎に染まり、無理やりかぐや姫でしめる。月の子の方が好みでした。
2017/11/06
梵
一気読み。テーマが色々あって綺麗にまとめきれなかった部分もあったが、壮大な内容で圧倒された。絵も綺麗で眼福。ハッピーエンドにもっていくのかと思いきや、結構死ぬしラストは切なすぎる...この方も容赦ないのか...ミラー好きやったからラストはこたえた...
2018/01/05
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