竜の眠る星 全2巻 完結セット(白泉社文庫)
竜の眠る星 全2巻 完結セット(白泉社文庫) / 感想・レビュー
赤とんぼ
中学生だったか高校生だったか、そんな頃に読んで、とてもとても気に入っていた漫画を、今になって電子で見つけて再読。懐かしかった!そして、今なら、何故それほどまでに、あの頃この漫画に惹かれたのかがわかりました。 親とうまくいかず、家族の中での居場所を失っていた当時の自分の気持ちに、ものすごく、ハマった漫画だったのだなあと。この漫画にとても救われていたけれど、何故か手元におく気になれなかった昔の自分を思い出しました。 こんなふうに、振り返ることができるのも、本の良いところだと思います。
2018/02/01
まさおっち@コミック
再読。いつになっても、何度読んでも、カテア女王がモニークを最上階の霊廟に連れて行くシーンに涙が止まらない。人間くさいロボットのジャックと、人間の希望を全て兼ね備えた万能ロボットのエレナ。「無益で有害で正常な精神を損なう記憶」からの自己防衛とし、生きていくために不必要な記憶を自分で閉じ込められるエレナ。初めて読んだ清水玲子の作品がコレで(高校2年の授業中にw)夢中で読んだのを思い出す。絵の綺麗さはもとより、ストーリーやその設定が衝撃的で、グングンひきこまれた。ジャックとエレナのシリーズはどれも好き☆
2011/08/22
とくちゃん
エレナとジャックが見つめ合ったりしたらドキドキする。ロボットだから性欲がないっていうのがまたいいね。エレナが衛星に詰め込まれた時は、どうなることかとハラハラした。隕石が落ちる前もエレナが一人ぼっちになるのかと悲しくなったが2人の絆はそんなものじゃなかった。よかった。カウルはクソだな。結局自分の気持ちを優先させただけじゃないか。
2016/08/14
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