くさいくさいチーズぼうや&たくさんのおとぼけ話【新版】
くさいくさいチーズぼうや&たくさんのおとぼけ話【新版】 / 感想・レビュー
ヒラP@ehon.gohon
パロディ絵本と言うには、ちょっといやいやかなり違和感を覚えるおふざけ絵本です。 著者は楽しんでいるのか、苦しんでいるのか、それともやけくそなのか、私自身が振り回されてしまいました。 短編がいくつか収録されているものの、残念ながら印象にのこりませんでした。
2020/01/06
遠い日
『イカはいかようにしてもイカだーイソップが生きていたら話していたにちがいない、いやらしいたとえ話』を書いたシェスカらしい本。基本的に同じ路線だ。この空気を読むには世知に長けた、ちょっと擦れた大人でないと無理かもしれない。逆に、子どもが共感したらコワイ。おとぎ話でなく、「おとぼけ話」。わざとらしいおとぼけ感、満載だ。本の構成も抜群に凝っていて、楽しい。隅から隅まで、見逃せない。すっとぼけて、ブラックで、諧謔と嫌みに満ちていて、あぁ、楽しかった!
2019/11/01
魚京童!
面白んだろうな。なんか疲れてるな。くどいっていうかくどいんだな。なんだろうね。これ。すごいなんというか、素晴らしいんだけど、くどい。そういう気分の時もある。こういうのが好きなときもあるけど、今がそうじゃない。それだけの話さ。
2020/03/21
けいねこ
背表紙がおもしろいとツイッターで紹介されていて、手に取りました。先に背表紙読んで、中身を読んでから背表紙を読むと、二度楽しめます。中身は、おとぼけ話としてはおもしろいのだけど、いっぺんに全部読んだら、ちょっと疲れました。
2021/03/28
ひなにゃんこ
★3 グリム童話などをパロディにした「おとぼけ話」が10話。語り手はジャック(と豆の木の)で、各話がジャックによって繋がれるメタ的構成。扉やら前書やら目次やらもふざけ倒している。本全体で遊んでいるのはユニークで、こういうの大好きなんだけど、肝心のお話が大して面白くない…。ブラックな話は全く抵抗なくむしろ好きなはずなんだけど、なんかツボに嵌らなかった。この悪ノリ感について行けないというか、冷めちゃう。絵が好きじゃないから(上手いなぁ、とは思うけど趣味じゃない)その印象に引きずられたせいもあるかな。
2019/10/23
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