ひまわりがっきゅうって どんなとこ? ~特別支援学級~ (NHK Eテレu&iえほんシリーズ)
ひまわりがっきゅうって どんなとこ? ~特別支援学級~ (NHK Eテレu&iえほんシリーズ) / 感想・レビュー
がらくたどん
アイちゃんのクラスに「朝の会」の時間だけやってくるユウ君。静かに黙って教室にいて、会が終わるとさようなら。どこから来るんだろう?ある夜ユウ君と魔法の電話が繋がって。話したり話しかけられたりするとすごく緊張してしまうユウ君のクラスは特別支援学級である「ひまわりがっきゅう」。どんなところ?と普通学級の子ども達が特支を知るための絵本なのだが、素敵なのは「子ども同士」の目の高さだと互いに違いもあるけど似ているところもたくさんあって、全ての子どもが「すごしやすくなる」工夫を考えて良いんだと気づかせてもらえるところ。
2023/06/23
ネギっ子gen
【も~っと知ったら広がるよ。も~っと知ったら変われるよ】Eテレ番組の書籍化。「ひまわりがっきゅう」は特別支援学級のこと。他にも「なかよしがっきゅう」などと呼ばれる。クラスに、時々ユウくんがやってきます。でも、ユウくんにはもう一つのクラスがあるのに「どうしてなんだろう?」と疑問に――。現在学校では、障害のある子どもと障害のない子どもが可能な限り共に学ぶことができるように、交流及び共同学習をやっています。その“交流”を成功させるためには、普通学級の子どもたちが、ユウくんたちのクラスを知ること。そのための絵本。
2022/07/27
spatz
どこの学校にも設けられていて、いろんな名称で呼ばれている学級。そこでどんな日常が送られているのか、みんな知っているだろうか。通うにはどんな制度があるのか、本書にあるように、他の学級とのフレキシブルな交流があるのかどうか、現場で色々な困難が日々あるだろう。一人一人に対応していくには少人数で、担当する人員も教育をうけた配置が必要。静かな環境も必要。 本書での、清掃時間の机を引きずる音が気になってしんどい(でもそれが当たり前だと思って言わないできた)というようなことは、どんな子にでもあることかもしれない!
2023/02/16
たくさん
特別支援学級って一時期に比べると子供たちは身近に思っているような世の中な感じがする。だいたいの子は多人数のなかでも泳いで行けるくらいの柔軟性があるだろうけれど、 柔軟性よりも個性が引っかかってしまう性質だと、大人数ではなく少ない人数でのケアが必要。だから支援する人が手厚くなるクラスがあると支えてあげられる。今の世の中才能が足りないから支援が必要でなく、柔軟性が協調性などに引っかかってしまうと余計なところの努力や勉強が必要になる。身近に感じてくれる子が多くなればと思わされる本でした。#NetGalleyJP
2023/03/26
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