KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

カスペルとぼうや

カスペルとぼうや

カスペルとぼうや

作家
ミヒャエル・エンデ
ロスビータ・クォードフリーク
やがわ すみこ
出版社
ほるぷ出版
発売日
1977-10-01
ISBN
9784593500604
amazonで購入する

カスペルとぼうや / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

秋製 

イベント用だけではなく、読みたかった絵本。 カスペルは、小さいぬいぐるみの人形。ぼうやを笑わせる仕事が大好き。だけどある日、カスペルはぼうやに窓から放り出されてしまいます。おもちゃだけではなく、絵本にも気持ちが離れたりしますよね。大事なものは時間がったっても色あせない。そんな本やおもちゃだってありますよね? それを思い出させるようなお話。だと、私は思いました。

2013/08/03

織町

“カスペルのしごとってなんだろう?ふざけて笑わせることさ。そんなら誰が笑えばいい?きまってるじゃないか、ぼうやだよ!”ただただぼうやを笑わせたいカスペル。けれども、他の玩具に気を取られたぼうやにぽいと捨てられてしまう。当たり前に側にあるからこそ、大切なことは見失ってしまう。失ってぽっかりすきま風。どんなに素敵なモノたちも、カスペルには叶わない。いつもぼうやに寄り添っていたのはカスペルだもの。だから今度は、ぎゅっと手放さないように。ミヒャエル・エンデさんは絵本も手掛けていたのだなぁ。

2015/03/04

遠い日

ピエロ人形のカスペルの、坊やへの思いが切々と綴られたお話。いつも、どこでも、いつまでも、カスペルは坊やが大好き、坊やを喜ばせたくて、笑ってもらいたくて、そのことだけに心を砕く。だから、離れ離れになってもちゃんと、介在する人がいて、戻ってこられた。人からモノへの愛情や愛着が存在するなら、モノから人への愛だって、存在するのだ。エンデの思いがこめられている。

2013/12/23

紅花

アンデルセンの「すずの兵隊」をちょっと思い出した。文章がとても心に響く。

2016/09/07

いっちゃん

偶然手にしたけど、「モモ」の?絵本も書いてはるんや、知らなかった。無くしてみて、やっぱり大切なことに気づいたぼうや。また笑わせてもらえてよかった。この、笑わせるためにって、何回も出てくるけど、原文どうなってのか気になる。英語とか得意じゃないけど感じ方が違いそう

2014/10/15

感想・レビューをもっと見る