ことば
ことば / 感想・レビュー
ひめか*
幼い頃、美術館で買った絵本。ポール・ランドの独特なアートの世界。絵と切り絵を組み合わせて描かれている。言葉って何だろう?幼い頃は「こんなの当たり前でしょ。だから何?つまんない。」と思いながら読んでいたが、今改めて読んでみると、言葉はすごく大切なものだとしみじみと感じられた。始めにアイスとコーンの切り絵、最後にコーンだけの切り絵で”おしまい”と書いてあるのがワクワクする。お話を読み終えたことがアイスを食べ終えたことと繋がる、遊びのセンスである。哲学的なお話とも見られるな。成長して読むとこんなに捉え方が違う。
2014/06/14
こなつ
アメリカトップクラスの方々が手掛けた絵本だけあって、素晴らしいまでの芸術性の高いイラストレーション。これは、英語で読みたい一冊である。
2016/10/09
mntmt
”ことば”って何だろう。カラフルなイラストで、楽しく学べる絵本でした。原題:Sparkle and Spin
2016/01/24
遠い日
ポール・ランドの絵を求めて。1957年刊というのに、ちっとも劣化していない絵のパワーがすばらしい。スタイリッシュな色使いと描きこみすぎないコラージュの洗練。ことばというものの本来の機能を子どもたちにもわかりやすく、易しく説く。だいじに使われることばは、人と人を繋ぐものになることを、今さらながら思う。だからこそわたしは、ことばの先にあるものを信じて本を読み続ける。
2016/01/18
ヒラP@ehon.gohon
ちょっと理屈っぽいかな。こういう絵本を読み聞かせに使ったら嫌われそうな絵本です。 なっとくできる内容ではあるのですが、多くを語りすぎているような、ストレート過ぎるような…😅
2019/11/10
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