ナンセンスの絵本 (ほるぷクラシック絵本)
ナンセンスの絵本 (ほるぷクラシック絵本) / 感想・レビュー
gtn
一コマ画ごとに、戯れ歌が付されている。特にオチはない。風刺もない。まさにナンセンス。だが、お洒落ではある。マザーグースと同じカテゴリー。
2024/07/19
takataka
巻末の英語の原文と日本語訳を照らし合わせながら読んだ。韻を踏んだ英語が、こんな風に見事な日本語になることに感動することしきり。リアの詩のナンセンスさ加減は、尋常なレベルじゃなくて、頭がクラクラするぐらい愛おしい。イラストも好きすぎて、ビクトリア女王の絵の先生だったというエピソードにもびっくりしたけど。手に入れたい絵本です。
2017/04/15
みよちゃん
1875年のものを復刻したもの。オリジナル本の原文テキストも付いている。大型絵本で表紙からもおじさんが手にしたナンセンスブックを子どもたちが手に入れようとしているのも面白さが伝わります。解説によると、21人兄弟の20人目で、両親からの愛情も十分でなく、姉に育てられ絵の手ほどきをされた様でした。リメリック形式は当時伯爵邸で仕事をしていた時、子どもたちに毎晩走り書きで愉快な絵を描いたのが元になってこの本ができた。鼻にコンプレックスを持っていたらしいです。写真では、そう見えませんがね。
2016/07/26
霜月無二
リアの詩を読んでみたくて探したら、図書館にこれが一冊だけありました。意味がわからないけど語呂が良くて面白い。そういう楽しみ方であってる……のかな?巻末には原文も載ってます。簡単な英語だから、原文と訳を見比べながら読むのも、英語がわかる大人には楽しいかも。
2013/07/21
ビシャカナ
韻を踏んだ言葉遊びのような詩を、邦訳でも再現するのはアッパレ。ヘタウマのイラストに、グルーブ感あるナンセンスな詩で、思わず声に出して読みたくなる。
2018/09/30
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