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犬のル-カス (イメージの森)

犬のル-カス (イメージの森)

犬のル-カス (イメージの森)

作家
山本容子
出版社
ほるぷ出版
発売日
1994-04-25
ISBN
9784593564125
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犬のル-カス (イメージの森) / 感想・レビュー

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ぶんこ

海辺の家に鈴の音?首輪をつけた痩せた犬が迷い込んできました。首輪をつけたまま捨てる飼い主と、大事に育てる新しい飼い主。ルーカス、あなたの幸せ嗅覚は素晴らしい!狐のような、オーストラリア原産?の犬で、たくさんの絵からは意志の強さがうかがえました。猫のようにグルーミングする犬!飼い主と一緒のテーブルにつき、専用の椅子に座って食事をする!まさに家族の一員ですね。旅先では首輪をお土産に買う。素敵!

2024/08/07

みさどん

愛犬の様子をとらえて綴られた絵本。細やかで愛情にあふれている。絵本だけれど、文章がいっぱいの読み物だ。こんな風に日常が残せるっていい。長い旅行の間、ルーカスのお留守番って気になる。

2024/07/29

おはなし会 芽ぶっく 

今江祥智さんの『はじまり はじまりー絵本劇場へようこそ』で紹介されていた本。銅版画家山本容子さんの実話。愛犬ルーカスは、捨てられた犬で海辺で出会い、山本さん夫婦の家族になりました。ルーカスという名前は夫婦が尊敬する16世紀の大画家ルーカス・クラナッハからとったもの。ある時旅行に行くため、ルーカスを動物病院に2週間ほど預かってもらったら、ずっと泣きっぱなしだったそうで、捨てられたことのある過去があったのに、また捨てられたと思ってしまったのか…見ると10円ハゲが出来ていたルーカスを見て謝ったそうです。

2020/04/06

rin

★★★★★…ひょんなことから山本家で飼われることになった犬のルーカス。以前読んだ山本さんのエッセイにルーカスのことも書かれていたので何だか初めて会った気がしない。行間からは山本さんとルーカスの絆が伝わってくる。子ども向けというよりは大人向けの絵本だけれど、子どもがもう少し大きくなったら読んであげたい。生き物と家族になるってこういうことなんだよって教えてあげたい。

2016/06/28

ぱせり

犬に体を寄せているみたいな、肌ざわり、少し湿っぽい温かさや匂いまで感じられて心地よい。「そして、ルーカスを飼っているのはわたしたちではなく、ルーカスが、わたしたちをそだての親にえらんだのではないかとおもう」に、うんうんうん、としきりに頷いている。

2012/02/16

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