猫背を伸ばして 新装版 (フレックスコミックス)
猫背を伸ばして 新装版 (フレックスコミックス) / 感想・レビュー
yoshida
押切蓮介の自伝エッセイ漫画。独特の味わいがある。19歳の時に父が失踪し母と二人でアパートでの生活を送る。幼少の頃からなぜか不運が襲う「俺クオリティ」。お腹と三半規管が弱いのは仕方ないよね。漫画収入が安定せずアルバイトも辞められない日々。アルバイト先での心霊現象、友人のアパートの心霊現象に驚く。筆者を励ます母の言葉が素晴らしい。そこから沢山のヒット作を生む。今の状況も「俺クオリティ」かもしれない。しかし、再び猫背を直して前向きに生きれば現状も打開出来るはず。そう信じたい。
2015/02/19
kanon
押切蓮介の自伝。大体は漫画家になる前の話…ええ、やはり面白すぎましたよこれは。流石に面白すぎる。「ピコピコ少年」でも思っていたが、押切蓮介のエッセイは大好物の部類に入る。と言うかエッセイ…それもノンフィクションのものを読む時は、サクセスストーリーよりも挫折している時を描いたほうが面白いのだ。共感出来ることもあるしね(笑)成功してる所見ても…それが本になっちゃうくらいの成功ならば、凡人には到底無理ですよ…それならこんな感じで自虐的に自分描いたほうが、安心出来るってものである(笑)これも続編出ないかなあ。
2015/01/19
rakukko
惚れそうなくらい素晴らしく面白かった。消極的・マイノリティ・ガキっぽさある駆け出しマンガ家のうつむき青春自伝…それだけでただの大好物なのだが、ただでは転ばない著者の気概や成長がしっかり描かれてて実に読ませる内容。加えて少年時代のトンデモ先生、バイト時代のホラー話、友人との冒険(散歩)、恋愛話などの面白いエピソードが挟まれ全く飽きさせないので夢中になり読み終えた。「ひたすら売れてく」のは分かってるがこの続きも読みたいと思った。
2014/04/20
にがつ
初押切漫画。暗いがそこがまたよかった。おもしろかった。おかあさんがまたよい。時々「くだされよ!」とかのちょっとおかしな語尾がすきだ。地下の不思議な掃除はなんだったんだろ…
2014/03/04
果物牛乳2号機
どんよりグレーな日常が俺クオリティ。日々を丁寧に生きるのは大切ね。
2014/03/03
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