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いつか見た青い空 上

いつか見た青い空 上

いつか見た青い空 上

作家
中沢啓治
出版社
ほるぷ出版
発売日
2012-04-01
ISBN
9784593897124
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いつか見た青い空 上 / 感想・レビュー

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さらば火野正平・寺

表題作に短編『赤とんぼの歌』が併録された上巻。表題作は冒頭から、中学生の本田進がマリファナを吸っている所を見つけて注意した同級生の女子を、逆恨みでボコボコにしている無茶苦茶なシーンからスタート(笑)。こういうツッコミ所が多いのが昔の漫画の良い味である。進の家はペンキ屋。父・源三と姉・英子の父子家庭である。姉には結婚を約束した恋人・義男がいる。しかし婚約破棄。義男の家の者が身辺調査した所、源三が広島で被爆した事がわかったからだ。子供達も知らなかった秘密である。源三の口から語られる戦争と原爆…。

2015/06/26

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