ダムネーション・ゲーム 下 (扶桑社ミステリー ハ 7-2)
ダムネーション・ゲーム 下 (扶桑社ミステリー ハ 7-2) / 感想・レビュー
Ai
第二次世界大戦化のワルシャワで、この世のものではないギャンブラーとカードゲームに臨む盗人。という雰囲気ある導入から、ひっぱってひっぱって、肩透かしのB級ホラーだった…。マム―リアンの欲したものが最終的に何だったのか分かりづらかったから、スプラッタな演出が全部おふざけに見えてしまったのだろうか。何物にもなれなかった化け物。
2022/12/27
アーチャー
バーカーは短編しか読んでなかったんですが、長編でも彼らしさは全開で一気に読めます。ただ、ダーク&ヘヴィ―ですがね・・・。
2010/10/14
フォレスト
後半で面白くなる事を期待したのですが、結局、上巻でのマイナスイメージは払拭されることなく終わりました。カバーのあらすじでは不死の魔人マムーリアンから超常的力を得て成功した男が、その力の返還を求められ主人公を警護役に雇うというような感じで書かれていますが、実際は半端な魔人による超常的でない理由での人間的復讐劇でした。もっとめくるめくホラー世界を期待してたのに…。血みどろで腐臭ただようところはバーカーらしいですが、本筋はホラーじゃないです。残念作ではあるものの、唯一、心の中に侵入する超能力描写は秀逸でした。
2010/07/27
感想・レビューをもっと見る