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罠 (扶桑社ミステリー コ 4-1)

罠 (扶桑社ミステリー コ 4-1)

罠 (扶桑社ミステリー コ 4-1)

作家
クーンツ
エド ゴーマン
白石 朗
出版社
扶桑社
発売日
1992-05-01
ISBN
9784594009342
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罠 (扶桑社ミステリー コ 4-1) / 感想・レビュー

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おか

追う者と追われる者の19編からなるアンソロジー。表題作のクーンツの「罠」の前書きが面白い。マキャモン著の「リザードマン」とランズデイル&ラウリー著の「パイロットたち」は何処かで映像を観た記憶がある。マクレー著の「解雇」ホック著の「魂狩り」は本当に短い作品だが ちょいとゾクっとさせられた。サラントニオ著の「カインの末裔」は余り好みでは無い。キシュナー著の「母なるタッカー」はスッキリさせて貰った 笑

2017/03/12

散文の詞

-罠(ディーン・R・クーンツ)- おもしろい.臨場感やスピード感文句なしのおもしろさです。でも、最後がぷつって終わる感じでもう一つくらいなにかあってもいいかも。 -パイロットたち(ジョー・R・ランズデイル&ダン・ラウリー)- パイロットとは、復讐者たちのことか。スピード感があっておもしろい。 -けりをつける(リック・ホータラ)- いったい、何にケリをつけたかったのか。それとも狂気がそうさせたのか。 -魂狩り(エドワード・D・ホック)- ホラーかと思いきやミステリーでした。やられたって感じだな。

2019/07/19

ぶうたん

追うものと追われるものをテーマにしたアンソロジー。帯にはホラーとあるが、ホックのサイモンアークが入っていることからもわかるように、必ずしもホラーばかりでは無い。一部日本では馴染みのない作家も含まれているが、今となっては多少なりとも翻訳が進んでいるので、今読めばそこまで知らない作家ばかりでは無いだろう。中ではマキャモン、コイン、ランズデール、サラントニオ、キシュナー、デ・リントあたりが良かったかな。ホラーでは無いが、始末屋ジャックの短篇も得をした気分。マルツバーグだけは昔のニューウェーブSFのようで難解か。

2022/10/10

たいへー

いいアンソロジーだった。まさに面白作家の見本市といったところ。扶桑社の赤なのにホラー要素がほとんどなかったのは残念だが充分楽しんだ。テーマが共通なので題材がかぶっている作品があるものの、作家ごとに調理法が多彩で飽きさせない。うれしい誤算は、いくつか有名なシリーズものの番外編が混ざっていることで、こういう新しい出会いがあるからアンソロジーは面白い。出色はやはりウィルスンの〈始末屋〉ジャックシリーズの番外編。これを読めばジャックの普段の仕事ぶりがわかる。これを読むためだけにジャックファンなら買って損はない。

2020/07/17

飛鳥なつめ

面白かったのは「罠」「逃走」「カインの末裔」くらいかな。私にしては珍しくレイモン作品が響かなかった…( ˘ω˘ )

2014/01/29

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