幻覚カプセル: 絶望居士のためのコント
幻覚カプセル: 絶望居士のためのコント / 感想・レビュー
真塚なつき(マンガ以外)
登場人物のうち誰かが、あるいは誰もが絶望居士で、絶望を背負っているとはいうが、出てくる人物はみんなテンションが高くて絶望さえも上滑りしていくように見える。けれどやはり奇跡さえも台無しになる不条理な世界で、何がほんとうのことで、一体何が救いになるのか。このカプセルはぼくらを豊かな幻想生活に導いてくれるのだろうか。もう大好き。/中学のときに友達の通ってた私立校の文化祭で、高等部が演ってた。高校生になって本を見つけて、読んだ。あれから十年。劇団などでの公演を見たことはない。
2014/11/03
葛
1992年12月1日発行 著者:いとうせいこう 発行人:朝妻一郎 発行所:(株)スイッチ・コーポレイション書籍出版部 発売元:(株)扶桑社 装幀:渡辺和雄 装画:サイコ・オカダ 印刷:三晃印刷株式会社 P1200E
2021/11/13
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