大志: とんねるず (扶桑社文庫 と 1-1)
大志: とんねるず (扶桑社文庫 と 1-1) / 感想・レビュー
真空ジェシカの寺
ご存知とんねるずの二人が語った自伝。私が十代の頃、大ベストセラーだったなぁ。思えばとんねるずは他の芸人ほど自身を語らない。自転車屋の倅でサッカー少年だった木梨は普通の青春だが、驚くのは石橋。小学生の時、父の会社が倒産し、豪邸から6畳のアパートに。病気の父と保険の外交で働く母の為に中学から食事や弁当を作り、番長だった兄にしごかれる孝行息子。アルバイトなんて小学生からしている立身苦学の人である。初めて『お笑いスター誕生』で見た時を覚えている。勝ち抜くあの頃の二人はまだ素人だったのだ。(続く)
2015/01/29
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