札幌刑務所4泊5日体験記 (扶桑社文庫 あ 3-1)
札幌刑務所4泊5日体験記 (扶桑社文庫 あ 3-1) / 感想・レビュー
ホークス
著者が札幌でフリーライターをやっていた頃のルポで、「やれるもんならやってみやがれ」的な開き直りが痛快。刑務所の体験記というネタは誰でも思いつきそうだが、これを読むと物理的心理的な関門は想像以上だ。本書ではスピード違反の反則金不払いで行くが、余程の覚悟がいる行為だ。著者もヒヤヒヤもので刑務所に辿り着くが、その割に書き方が実にあっけらかんとして勢いがある。興味深かったのは、酒とタバコの欠乏では圧倒的にタバコが辛く、無いと判っていても無意識に何度も探してしまうシーン。そうだよね、と納得。
2016/05/08
むさみか
刑務所に一度入ってみたい なんて 真面目に実刑(変?)を受けてる方に対して 不謹慎にも思うのですが 好奇心が押さえられないところや 軽妙な文章のおかげで 不快感なく 読めます
2017/04/06
akira
18キロオーバーのスピード違反で、反則金を納めないでワザと刑務所に入る話。自分も免停になったとき、やってみたらどうなるのだろう、と思ったけど、本当にやってみたお話。不謹慎かもしれないが、とても面白かった。不謹慎なのに、いたってまじめに受刑者をやっています。
2010/03/26
夏子
普段見ることの出来ない世界を垣間見れて興味深かったです。 しかしこの語り口というか思考が凄くススキノ探偵シリーズの「俺」っぽい。
2012/02/01
kaneh
とても軽いエッセイでした。期待の雑居房ではなく独房で、まぁきちんと懲役をうけてる人に失礼かなっと。文の言い回しとかやはり東ワールドでニヤ?だったが。小説に専念します。
2011/12/05
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