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死の姉妹 (扶桑社ミステリー ク 12-2)

死の姉妹 (扶桑社ミステリー ク 12-2)

死の姉妹 (扶桑社ミステリー ク 12-2)

作家
タニス・リー
M.H.グリーンバーグ
B.ハムリー
出版社
扶桑社
発売日
1996-07-01
ISBN
9784594020217
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死の姉妹 (扶桑社ミステリー ク 12-2) / 感想・レビュー

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詩歌

伝聞と気配だけの存在や、呪いを受けた吸血鬼の結末、家族愛など多色多彩な吸血鬼物語のアンソロジー。吸血鬼の印象は暖かい血の人間とは相容れない価値観、精神性や神秘性にある。それを逆手に取った白人社会の日常に食い込んだ物語。最大の山場で締めくくられる大切な思い出。やはりメインディッシュは、夜を裾に靡かせ肉に牙の食い込む官能的瞬間で、ぺろり。

2014/11/28

Ribes triste

吸血鬼物のアンソロジーなのですが、ラリイ・ニーヴンのリング・ワールドの物語と「重力が衰えるとき」のマリードの物語が入っていて、びっくりしました。先入観を覆される選集です。コメディタッチの「夜の仲間たち」と染み入るような愛の物語「再会の夜」が気に入りました。

2017/10/23

uryutalk

吸血鬼をテーマにしたアンソロジー。タニスリーの短編を読みたくって買ったらラリィ ニーブンやジェイン ヨーレンも参加してて、お買い得感MAXでした。リーらしい幻想的な絵画のような作品が素晴らしい。アンソロジーとかってあんまり興味なかったけど、これまで知らなかった作家を知るいい機会になったわ。でも、先ずはリングワールド読み返さなきゃだな。

2013/05/30

RYUJI's_Partner(ATM)

G・A・エフィンジャーの為に。 もう亡くなって随分経つのに知らなかった。 ブーダイーンシリーズの最新作はついぞ世に出なかったのだなぁ…。 ヴァンパイア物アンソロジーの中に、エフィンジャーのブーダイーンが入っているのは違和感あったが、読んだらスカッと頭から抜けた(笑)。 相変わらずだよ、マリード・オードラーン。

2012/08/18

冬至楼均

一つ一つがレベルの高いアンソロジー。あえて難点を挙げれば死の姉妹と言うタイトル故に出てくる吸血鬼が全て女性であること。かも知れない。まあ女性である必要性を感じなかった作品も有るけど。

2012/07/18

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