新地下鉄の友 下り
新地下鉄の友 下り / 感想・レビュー
へくとぱすかる
<上り>に続いて読み終わる。お気楽すぎて、肩こりも治りそうな気がする。なにしろ、「よくぞそこに目が届いたもんだ」的話題が満載。もちろんこれが平成ひとケタ時代のものだとは、承知の上である。Shall We ダンス?、ゆりかもめ、などなど。ケータイが珍しいだけではなく、ネットサーフィンすら、新奇なものとして取り上げられているので、まるでタイムスリップ。
2019/12/05
しろいるか
社会のすみっこにある事柄をちょっちょっとつっついたような文章に肩の力をぬいて、笑いながら読める作品。ただしどうしても時事問題や流行、いわゆる「そのときのナウ(死語)」をとりあげることが多くなるので、発行されてから時間が経過するとちょっと興ざめするところがある。これは97年の作品なので、「高校生が携帯電話を持つのを見た」といった記述があるとどうじても古さを感じてしまう。もっともそれを重々承知で「歴史をひもとく」感覚で読めばそれはそれで面白い。
2006/01/10
あーさー
泉麻人さんによる、地下鉄(鉄道)を軸にしたエッセイ集。90年代半ばの作品なので話題が懐かしく、蛭子能収さんのイラストも良しです。
2023/05/10
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