現代ミステリーの収穫 1 (扶桑社ミステリー ミ 2-1)
現代ミステリーの収穫 1 (扶桑社ミステリー ミ 2-1) / 感想・レビュー
ずっきん
東江さん翻訳のケラーさん♪ 意外と丁寧でかっちりとした訳。ドットとのかけあいがあればまた違ったのかな。ともあれ個人的にむっちゃ贅沢ぅー♪ ケラーさんは大好き過ぎるのでともかく、他では「マッキンタイアのドナルド」がダントツに好き。染みる。アンソロジーはあまり手に取らないけれど、久しぶりのF・ポール・ウィルソンにも会えたし、読んでよかった♪
2019/07/21
Panzer Leader
専門誌「ミステリー・シーン」が編集した、93年度ベスト・ミステリー・アンソロジーの第1弾。ローレンス・ブロック、F・ポール・ウィルソン、レンデル以外は初読みの作家ばかりだが、派手などんでん返しがというよりは、切なく心に染みる作品が印象に残る。
2019/06/16
くさてる
ミステリー短篇のアンソロジー。テーマを決めた書き下ろしではなく、すでに発表済みの作品の中から選ばれたものなので、粒揃い。哀しい復讐譚だが、後味は悪くない「クリスマスにベルが鳴る」、優しい気持ちの読後感を味わえる「赤い服の男」、奇妙な語り口調を読み進めるうちに語り手の正体が見え、ぞっとする気持ちになれる「レジにてお並び下さい」老人の心の支えとなった“息子”との出会いと別れが切ない「マッキンタイアのドナルド」などが印象に残った。
2011/09/24
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