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お墓がない

お墓がない

お墓がない

作家
大森寿美男
出版社
扶桑社
発売日
1998-01-01
ISBN
9784594024260
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お墓がない / 感想・レビュー

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うさぎさん

お墓をめぐる話でなかなか面白かった。出版されたのは平成10年。中に描かれているように墓地がないとか墓地を求めるツアーとか話題になっていた気もする。巻末にはお墓の求め方や、お墓用語などが書かれていて参考になります。平成も終わる今や墓じまいの時代。桜咲節子の言うように、大切なのは形じゃないと思う反面、現実的にお骨はどうするの?電車の遺失物扱い?供養もしてもらえないのでは亡くなった方も浮かばないなと思いました。もはやそんな感覚すらなくなっているのかも!怖い時代。

2019/04/15

はじめさん

旧華族の血を引く往年の大女優。実は捨て子でどこにも身よりがないのが墓場まで持っていく秘密だが、天涯孤独のためその墓がない。奇しくも末期ガンに侵され、余命いくばくもない中、映画撮影と並行して墓探しの終活開始。 / 永代供養の裏側とかエグい部分もコメディタッチで描写。撮影している映画が末期ガンの娘を看取る母親(大女優)というのも面白い。

2014/04/13

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