奇妙な道 (扶桑社ミステリー ク 1-9 ストレンジ・ハイウェイズ 1)
奇妙な道 (扶桑社ミステリー ク 1-9 ストレンジ・ハイウェイズ 1) / 感想・レビュー
散文の詞
-奇妙な道-父親が死んだとの知らせを受け取った男が、20年ぶりに自分が生まれ育った故郷に戻ってくる。その男は、日々幻覚に怯えていて、それがこれから起こるであろうことを想像させます。 この作家さんらしく、悪魔のようなものが出てきますが、このあたりから展開が早く面白いです。しかも、ハッピーエンドです。 -ハロウィーンの訪問者- オランタンを買った少年に起こる出来事。その夜に少年の前に現れた怪物は…。多少は、宗教めいた話ですが、ハロウィーンにそれほど詳しくないものにはあまりピンとこないかもしれません。
2019/11/05
ニミッツクラス
99年(平成11年)の税抜648円の文庫初版。扶桑社ミステリーの一冊。米95年のクーンツの作品集(長編含む)を本邦にて3分冊した。解説には15編とあり、底本の14編と相違するが3巻目を読んでみないと事情が判らない。初巻の本書は表題作の書下ろし長編とハロウィン関連の1短編を収録。共に題名も内容もSキングファンにはド真ん中だろう(似て非なると言いたいが自分的には差異が無いから双璧かな)。表題作は時間いじりのホラーサスペンス。翻訳は底本の掲載順に沿っているので、2巻目から怒涛の短編群となるよ。★★★★☆☆
2024/06/25
けいちゃっぷ
うーん。こーゆー話はクーンツは得意そうだが、わしゃ苦手
2008/07/18
シロくますけ
100ページぐらいまでは、アル中中年の自己憐憫でクーンツ無ければ投げ出すところだった。いやクーンツでも危なかった。しかし、100ページ超えてからの怒涛の展開はさすがのクーンツ。読ませる。 もう一編の短編も、そつがない。
2024/07/06
カマー
クーンツの短編集の第一巻 といっても収録作品は表題作と「ハロウィーンの訪問者」の二つのみ 「奇妙な道」人生の敗残者とでもいうような男が過去を精算するためタイムスリップ(?)して運命を変えようとする話だがクーンツ作品のテーマである「愛は勝つ」と「人生には目的がある」が濃厚に現れている 「ハロウィーンの訪問者」はこの時期だから読みたくなっただけ
2015/10/30
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