双生児 (扶桑社ミステリー ハ 24-1)
双生児 (扶桑社ミステリー ハ 24-1) / 感想・レビュー
くたくた
1ダヴィデを探して ひとつ聞くがね。それは難しい問題なのかね?マッドよ? 2 双生児 兄はADHDタイプ、弟はアスペルガータイプかな、と思うた。最後まで皮肉。 3金儲けの上手い奴は頭が良いんだと、気づけないところが所詮は・・・ 4 ヒコーキ事故の話。短編らしく、捻りはない。捻れているのは航跡だけだな。 5 動いているハーバード 流石のランキン、面白い! リーバスの続きを読まなくては。6 ヒマラヤ杉の野人 ダグ・アリン すっごく良かった!読み応え抜群。これは、他の著作も探さなきゃ
2018/11/26
seacalf
読む本がなくて困った時の切り札は、ダグ・アリン。彼目当てで読むのをずって取っておいたミステリー短編集だったが、のっけから最高。1番手の『ダヴィデを探して』から深い満足を与えてくれる。さすがThe Cutting Edge=最先端という意味のタイトルなだけに、色々意趣を凝らした面白い作品がずらりと並ぶ。とりわけ『動いてるハーバード』『クリスマスの正義』がお気に入り。思い入れの強いダグ・アリンの『ヒマラヤスギの野人』は中程度の満足。とはいえ、ラストはしびれる格好良さ。困った、また他の作品を読まなくては。
2018/05/09
Ayah Book
登録がないと勘違いしていたので、こちらに再登録です。。。「エラリー・クイーンズ・ミステリー・マガジン」に掲載された短編を集めたアンソロジー。どれもいい感じでしたが、やはり有名どころが光っていた。美にこだわりを見せるローレンス・ブロックさん「ダヴィデを探して」、コミカルなピーター・ラヴゼイさん「クロンク夫人始末記」、ヴァル・マクダーミドさん「善行」など。一番好きなのは、やっぱりコリン・デクスターさん「ドードーは死んだ」!予想はついたけど、笑ったなぁ。最高だ。
2022/09/16
くさてる
アンソロジーといえば玉石混合になりがちだけど、これは玉揃い。それぞれに個性があって似た感じの作品が無いのが面白い。そのなかでも、ねっとりとした黒い感情の描写とじわじわとたちこめる悲劇の予感が何度も打ち寄せる感覚がたまらない、ジョイス・キャロル・オーツ「双生児」と、どこにでもいる中年男性たちのポーカーゲームの夜がとんでもない方向へ向かっていく展開と厭な感じの後味があとをひく、エド・ゴーマン「つぎはお前だ」の二作が強く印象に残りました。
2015/03/07
青葉麒麟
無限地獄を思わせる『つぎはお前だ』が良かった(^ー^)
2011/11/27
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