青い夢の女
青い夢の女 / 感想・レビュー
やまはるか
精神分析医が殺人事件に巻き込まれる。物語はミステリーで、謎が解かれ犯人が暴かれていくが何故か犯人に対する興味は湧かない。患者にセラピーを施す医師が老医師のセラピーを受けるなど登場人物がそれぞれセラピーを必要として絡み合っている。セラピストに対して一切を包み隠さず語る。セラピストは目を閉じてうとうとしながら聴くこともあるが、患者は満足して立ち去る。セラピーでは内に秘めたことを隠さずに語る。そのようにして心の殻を取り払うことが出来れば荷を下ろしたように楽になれるのではないかと同化して読んだ。
2021/04/27
anna
サイコミステリー初だったけど、かなり面白かった!物語に入り込みすぎて、ちょっと気持ち悪くなったけど🥴フランスの作家さんって独特な世界観もってるよね〜🇫🇷
2023/02/12
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