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初稿・刺青殺人事件 (扶桑社文庫 S 15-1 昭和ミステリ秘宝)

初稿・刺青殺人事件 (扶桑社文庫 S 15-1 昭和ミステリ秘宝)

初稿・刺青殺人事件 (扶桑社文庫 S 15-1 昭和ミステリ秘宝)

作家
高木彬光
出版社
扶桑社
発売日
2002-11-01
ISBN
9784594034030
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初稿・刺青殺人事件 (扶桑社文庫 S 15-1 昭和ミステリ秘宝) / 感想・レビュー

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渋谷英男

角川文庫版以来の再読、第1の殺人の場面は記憶にあったな。有名な場面だからかな。☆3

2016/06/06

Aiko

短編はすべて初読、刺青殺人事件は改稿版を数年前に読んだきり。短編はやはり「妖婦の宿」がベスト。構図の美しさは刺青殺人事件にも劣らないと思う。「刺青殺人事件」はメインのトリックは覚えていたものの、再読でも十分に楽しめる傑作だと改めて認識した。密室トリック、顔の無い死体の変型、アリバイ崩し、論理的推理、計算高いプロット、先入観をついた犯行計画など、さまざまな要素がある純度の高い本格ミステリ。

2012/08/12

氷沼

名作妖婦の宿、白雪姫、鮎川哲也が書きそうな影なき女、なども収録している今作。 私は文章が拙く感じられる刺青よりも、プロットがよく練られている能面の方が好きなのですが、これだけのボリュームなら超お買い得だと思います。

2004/10/19

松井和翠

再読。構図の妙。通読することによって、高木が如何に事件の“構図”に力点を置いて物語を構成していたかが良くわかる。それぞれ使われているアイディアは基本的なものだが、変な使い方をしていないので、どれも非常にスッキリとした仕上がりを見せている。ただ、やたら煽ってくる悪文は…(苦笑)。後、作品配列は大いに疑問。表題作を伏線にして書かれている作品もあるため、配列は表題作→短編5本の流れにすべき。勢いはあっても色々拙い表題作より「鼠の贄」「原子病患者」「妖婦の宿」 の三編でピシャッと締めた方が読後感はいいと思うの

2011/05/22

nbnra

「刺青殺人事件」、短編などで名探偵神津恭介の活躍する様子が楽しめる。

2010/09/27

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